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追っかけずに、誰かを使ってしまうのも方法のひとつ

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昨日は東京JAZZ2008でかなりの高齢を迎えつつも頑張っていらっしゃるミュージシャンの事を書かせていただきました。

この辺の話と近いのですが、俳優の山口馬木也さんが大先輩である藤田まことさんについて夕刊紙でこんなエピソードを紹介しています。

藤田さんはほんのちょっと台本を眺めるだけで本番をこなしてしまうのを不思議に思い、どうしてそんな事できるんですか?って聞いたところ、

藤田さんいわく、VTRのなかったテレビ草創期の頃はすべて生ドラマで、その頃は紙も高価で役者さん一人一人に台本が行き渡らず、現場で回し読みしていた。その時の癖で、目で追えばセリフが頭にはいってしまうとのこと。

同じことは音楽でも言えまして、マルチトラックレコーダーが無かった頃はみんなでせ~の~って一発で録音するのでミスをしたら全員やり直し、、、って時代があり、やはりこの現場を回数こなした人たちは全然実力が違うよな、、という感じがします。

最近は技術進化のスピードが物凄い早くて、製品サイクルや技術サイクルもどんどん短くなってきていて、仕事の現場で求められる素養もだんだんと従来とは違ってきていると思うのですが、

アナログというか、人間の感覚とか潜在的にもっている能力を最大限に活かす事が出来るよう訓練した人たちが、デジタルツールを自分で使いこなすなり、適切にサポートしてくれる人を見つけることで生産性を上げたりすると鬼に金棒状態ですよね(苦笑)

ギタリストのチャーさんが何かの記事広告に、やはり今の時代は昔と状況は一変している訳で、こんな時代なんだから60歳とかでデビューとかいう人が出てきてもいいんじゃないか?

ここ最近の流れとして、デジタルツールとかの付き合いってのはやはり必要で、自分でやることもいいけど、まず息子とかをつかってその恩恵に浴してみる、、、みたいな事をコメントされていたのを思い出して、さすがホンモノは目の付け所が違うよな、、、と感心したのでした(笑)

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やっぱ、死ぬまで楽器は止められないってか?(笑)

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