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Silverlightはエンタープライズ系RIA向き?

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守秘義務の関係でここで社名は明かせないのですが、パンチではこれまでエンタープライズ向けに開発されたwebアプリケーションの画面デザインや操作性に関するアドバイスなどもささていただりすることがあります。

この辺の仕事をいただいたきっかけは、オブジェクト指向開発の分野では著名な方から推薦していただく機会があり、画面がしょぼいと最近はユーザが満足しないとか、開発前の段階である程度ちゃんとデザインされた画面の遷移デモを作成してほしいなど、業務系のアプリでも画面デザインが重要だと考える、多分実名を挙げればこちらのブログをご覧の方であればどなたでもご存知であろうコンサルティング会社さんからの案件において、何回かお仕事をさせていただいていたりします。

金融系のほうではJavaアプレットとの組み合わせが多いかと思いますが、RIA(Rich Internet Applications)モノとしては、AJAXフレームワークを利用したインターフェースの制作が一時期のFLASHを採用したいという要望よりもここ1~2年くらいは増えてきているように思うのですが、こちらの記事にあるようにパンチでもActionScriptの分割開発は諦めていた部分があります。

これは制作(開発)するフラッシャー各人で流儀が別れていたり、複数人での開発に慣れていない人材も多いというような背景があったりして、

Flashは粘土、Silverlightはレゴブロック - @IT

後発だけにSilverlightはよく考えられた技術といえるだろう。しかし、技術的な優位性だけでその技術が普及するわけではないのが、マイクロソフトにとって悩ましいところだ。Flashには豊富やツールをはじめ、これまで蓄積されてきた膨大なノウハウや、開発者の熱心なコミュニティがある。 Flash PlayerがほとんどのクライアントPCにインストールされているのも、Silverlightにはない強力な優位性だ。

記事のほうにはこんな風に書かれていますが、デザインとロジックを分離した上でそれなりの規模での分割開発に慣れている.NET FrameworkやC#での開発者の方とデザイナを組み合わせてRIA(Rich Internet Applications)の提供が出来る道筋が付いてくるとエンタープライズ系でのSilverlightを使って欲しいというニーズはそれなりに出てくるでしょうね。

インターネットのほうでの勢力地図がどのように変化するのかについても興味のあることろではありますが、Silverlight使うとどんな事が実現する?とか興味を持っているコンサルタントの方と組んで、こちらもいろいろ仕掛けていく必要ありなのかもしれませんね。

過度なデザインをする必要はまったくありませんが、RIA(Rich Internet Applications)により操作性の面や画面遷移において表示される、個々の画面の視認性において有用なものは必ずあると思いますので。

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