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ブログとネタのつくりかた その22(宮脇日記さん編)

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こんにちは。【Six Apart】の齋藤です。
今回はプロの編集者として雑誌やフリーペーパー、ビジネスブログの運営やライティングも手がけている宮脇さんの登場です。仕事はもちろん会社設立前から続けているという個人のブログ、それから書籍「ブログ・オン・ビジネス」発売のタイミングにあわせて自社サイトもTypePadで構築しリニューアルしたという、宮脇さんにネタの作り方についてお話を伺いました。

[宮脇日記]宮脇さん
http://miya.netafull.net/
有限会社ノオト
http://www.note.fm/

[Six Apart]齋藤:
宮脇さん、ブログとネタのつくりかたについて教えていただけませんか?
[宮脇日記]宮脇さん:
これはブログに限らないんですけど、編集の仕事でも経済や政治について調べていたりすると、何回か同じ人のブログにあたることもあるんです。検索して3回ぐらい同じサイトに当たったら、それ以後は「気になるネタがある場所」としてチェックするようにしています。あとは身の回りの人や、ブログで知り合った人たちのブログを見たり、実際の会話などもネタになりますね。
[Six Apart]齋藤:
ブログを書いている人同士って、「最近、どうしてるの?」という近況報告で飲み会の2時間がつぶれたりしませんよね。会っていきなり「で、あの話のここはどうだったの?」と聞かれるからどんどん会話が深くなっていく感じがしているんですけど。
[宮脇日記]宮脇さん:
性(サガ)というかそうですね。自分は元々、人の本音がふきだまるようなところが好きなんです。そういう意味では、2chも嫌いではない。積極的には書き込みませんけど(苦笑)。で、個人でブログを始めた当初は、きちんと真面目に書こうと思っていたんです。でも、2年半ぐらい書いて読み返してみたら、自分の本ダークサイドが自然に出ちゃっていて、ああ、やっぱり好きな感じで書かないと続かないんだなぁ、と。ブログって、読んでいると仕事相手の意外な一面みたいなものも見えて面白いですよね。僕は、そういう感覚がわりと好きなんです。
[Six Apart]齋藤:
最初から読み返しても、真面目じゃなくてきちんとネタになっている印象ですけどね(笑)。宮脇さんは、個人でも仕事でもブログを書いていますよね。それぞれがどういう棲み分けになっているのかを教えて下さい。
[宮脇日記]宮脇さん:
編集者、運営者として参加しているリクルートの「スマッチ!住まいの達人ブログ」(http://blog.smatch.jp/)のようなブログもありますし、音楽イベント「orbit blender」(http://www.orbitblender.net/)なんかもお金を払ってお客様が見に来てくださるものだから、わりとビジネスに近いイメージできちんと書いています。元々、日本の音楽市場ってメジャーレーベル中心ですけど、好きなアーティストをもっと多くの人に知ってもらいたいという想いと、30代の「最近、音楽とか聴いてないな」という人に、日本にもこんないいアーティストがまだまだいるんですよということを伝えるために、スタッフみんなで地道に更新しています。ブログは、というかネットってそもそもマニアの集まりだと思うんですね。マニア同士がマニアックなことを語れる場というか。そのなかの1つとして、「orbit blender」があるという感じでやっていきたいと考えているんですよね。ブログをつかってマニアックに。
[Six Apart]齋藤:
個人の宮脇日記だと、たまにあれ?っていう意外なことが書いてありますよね。ああいう部分が宮脇さんのおっしゃるダークサイドなんですか?
[宮脇日記]宮脇さん:
僕、仕事ではあまりエロネタとかしゃべらなくて、さわやかな人だと思われているみたいなんですよ(笑)。だから、あえてブログでエロいこともダークなことも書いて、本性をさらけ出すようにしています。
[Six Apart]齋藤:
もう、そこがすでにネタなんですね。でも、仕事先の人も読んでいたりするのにそういうことを書いても大丈夫なものですか?
[宮脇日記]宮脇さん:
いやぁ、ぜんぜん平気ですよ。先週も、仕事先の女性が見つけて、「そんなこと書く人だったなんて……」というメールが届きましたもん。「あ、引きました?」って聞いたら、そんなことなかったみたいでよかったです(笑)。私は、自分の個人ブログでは何でもストレートに書いちゃうわけですけど、それを見ていちいち気に障るような人とはうまく仕事できないと思うんですよ。だから、あえてさらけ出す。ぜんぜん大丈夫です。

一番興味深いのは、「仕事でもブログでも何かを調べていると何回か同じ人のブログにあたることもある」という部分です。「類は友を呼ぶ」がブログだと具体的に見えるような感じがしますよね。宮脇さんの「マニアックなブログ」は、きっと宮脇さんと同じ興味をもつ人にとっては、さまざまなきっかけで何度も訪れるブログになるのでしょう。

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