ブログとネタのつくりかた その8(29manさん編)
こんにちは。【Six Apart】の齋藤です。
今日は、Web人 of the
yearを受賞されたばかりの渡辺英輝さん=29manこと王子にブログのネタをどうやって見つけているのかインタビューしてみました。
29man(ニクマン)
マーケティング突破者
-ver 2.0- 「迷わず書けよ、書けばわかるさ」
http://www.29man.net/
[Six
Apart]齋藤:
いつも変わった切り口でソーシャルブックマークしているのを見ていますが、普段どんなサイトをチェックしていますか?
[29man]さん:
海外のブログかな。ここ半年ほど、英語が話せて良かったなあと実感しています。見るべき所を見ていればリアルタイムに情報が入ってくる。インターネットって本当にグローバルな環境なんですよ。
[Six
Apart]齋藤:
その見るべきブログというのは、どうやって見つけてますか?
[29man]さん:
日本でもそうですが、人気ブロガーは他の人気ブロガーの記事を引用したりするじゃないですか。類友ですよね。で、元ネタの記事も読んでみて、他の記事も読んで、Aboutページも読んで、そのブロガーの人となりに共感できたり何か気になる部分があればBloglinesに登録する。だいたいそういうサイトはSubscriptionが多いから、わりとメジャーな人気ブログばかり読んでいると思います。
[Six
Apart]齋藤:
選ぶのには、何か基準があるんでしょうか?
[29man]さん:
ビジネス本を読むような感覚でブログを読む中で、そのブロガーの視点や話題にしている内容にどれだけ共感できるかですね。海外の情報は、百式の田口さんとか、Bulkfeedsの宮川さんがたくさん紹介してますよね。2人はテクノロジー・オリエンテッドな情報が多いから、僕はマーケティング・オリエンテッドな情報について書いてみてもいいかな~、なんて最近思ってます。昨日もある所で講演していたら、ブログを読んでくださっている広告業界の方が超勉強になると言ってくださって・・・。心の中で超マイペースな更新頻度ですみませんとつぶやいた。「フゥー!」
[Six
Apart]齋藤:
最近、やたらとレイザーラモンHGがお気に入りですね。
[29man]さん:
芸風というか全てが大好き!本当は礼儀正しくていい人っぽいところも好き。実は、マーケティングとか仕事絡みのテーマをもっと書いていこうと思ってはいるんですが、個人的に「フゥー!」とかギャグとか、日記を書いている方が好きなんです。でも、ちょっと真面目に書くと反応があるのが楽しいですよね。
[Six
Apart]齋藤:
日記やマラソンのこととか様々な29man情報がある中で情報を踏まえて、真面目なマーケティングネタが書いてあるのが、すっと読みやすくなっていいのかも知れませんよ。
[29man]さん:
じゃあ、やっぱり俺様ブログ(※注 今のブログの状態ということ)万歳って感じでもいいですか?
[Six
Apart]齋藤:
面白ければ読みやすいし、正確な情報だったらいいんじゃないでしょうか。
[29man]さん:
俺様ブログ、フゥー!そういえば、ブログはアクセスレポートで世の中のトレンドがわかります。あと、検索エンジンの状況がわかるところも面白いです。
[Six
Apart]齋藤:
自分のブログが検索されるキーワードで、自分でも気がついていなかった嗜好性とか自分自身のことにも気がついたりしますよね。世の中のブログのいたるところに、マーケティングのネタは転がっているのかも知れない・・・。
[29man]さん:
セイセイセイ!
[Six
Apart]齋藤:
・・・・・・・・・・・・・・・・。
29manさんのお話を聞いていて思ったのは、他の人にできないこと、あるいは自分が得意なところからネタを探すというのは、確かに人と差別化がはかれて継続的にネタを拾うポイントですよね。自分ができることって、どうしても当たり前だと思ってしまいがちです。でも、ちょっと人より得意なことをエントリーしてみたり、深く掘り下げてみることでネタはどこまでも見つかるものなのかも知れません。
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