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IKEAのカタログ発送の謎・・・というか推測。

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IKEAのカタログ、家に届きます?

うち、届きます。ここのところ、毎年。

5年になるでしょうか。こんなになりました。

Ikea_catalogue

・・・ずっと置いてる人も珍しいかもしれませんが(苦笑)

(捨てられないんです、雑誌やらフリーペーパーやら。だから部屋が片付かないとも言えるのですが・・・(苦笑))

IKEA、というのは、スウェーデンの家具メーカー、というか店舗というか、製造直販の会社です。周囲にそんな店無いぞ、って方も多いかもしれません。2012年11月現在、日本には7店舗、宮城、埼玉、千葉、神奈川、大阪、神戸、福岡にあるとのこと。うちの家から最寄り、という意味では、埼玉と千葉の店になりますが、都市高速道路を使っても、だいたい1時間前後はかかります。

たま~に、そうですね、ここのところは一年に一度行くか行かないかぐらいです。

IKEA、の商品は「安く」感じられます。あくまで個人の主観ですが。以前、何かの雑誌で読んだのですが、デザイナーは、「いかにカッコ良くデザインするか?」だけではなく、「いかに材料を廃棄する部分を少なくするか?」も求められるそうです。その廃材を出さない、資源を有効活用する、という部分がコストを抑えることができる要因になっているようです。何度か購入したことがありますが、ネジは多めに入ってたり、組立図も非常に簡単な挿絵で示されていて、特に文章もありませんが、まごつくことはありません。ネジを正確な本数に数える、という手間や、文章を書くことにより、各国へ輸出する際のローカライゼーションを不要にしているのかもしれません。・・・あ、ネジに関しては、無くしてしまうような人も居るかもしれないから、多めに入っていて困る人は居ないだろう、というところもあるのかもしれません。いずれにしても、「非常に合理的な」運営をする会社だ、というイメージを自分は持っています。

で、本題に戻ると、カタログが今年も届きました。夏頃ですが。

で、どのように届くか、というと、封筒に入ってる訳でもなく、宛名が記載されている訳でもなく、ポストにそのまま入っています。この冊子の状態で。

一番最初に届いた時は、何故入っているのかよくわかりませんでした。確かにIKEAのファミリーメンバー、というクラブに船橋のお店に行った際に加入した覚えがあります。個人情報垂れ流しかもしれませんが、色々勉強(?)のため、どんなお店でも無料で入れるようなメンバー制度に関しては、よく行く・行かないを問わず、とりあえず入ることにしてます。カタログが届く半年前ぐらいだったでしょうか。そして、ファミリーメンバーの特典として、カタログを届ける、なんていうことも書いてあった気がします(当時も)。

【ご参考】
現在は、「LIVE」なんていう会報誌もあるようです。

現在の特典のページにも書いてあるのですが、「発送」と書いてあるので、いわゆる宅配便で届くもの、と思い込んでました。が、しかし、カタログの現物がそのまま放り込まれているのです。最初の年は、発送されたものだと思わず、誰かがうちのポストに投げ込んだんじゃないか?と思いました。・・・なんのために?という疑問は残りますが。

そしてその「カタログ発送」は翌年以降も続き、現在に至ります。

ずっと謎でした。どうやってうちに届けられるのか?宛名も何も無い状態で。

今年、個人的にはやっと一つ目の謎が判明しました(ご存知の方も多いでしょうけど)

”イケアカタログ配布中”という札だったか看板だったか印刷だったかが書かれた衣装を着た人がうちのマンションから出てくるのを、丁度出勤時に見掛けたのです。

ポスティングしてたのですね。・・・何を今更、という方も居られるでしょうけど。

【ご参考】
ポスティング会社のスタッフさんのブログも見つけました。この方は東京都練馬区を担当されたらしいので、うちにも来られた=自分が見かけた方かもしれません。

なんだ。みんなの家に入っているのね。じゃあ自分だけ特別に入ってる訳じゃないんだね・・・。

とは言うものの、この方のこのブログにもありますが、”ほとんどの町”だそうで、全部の町では無いようです。また、他では、「イケアの店舗の商圏にポスティングされる」と書いてありました。

最初に書いたように、自分の家からIKEAまでは約1時間程度掛かります。ぱっと思うと「商圏」と言える距離なのかどうか・・・。

だいたいポスティングってばら撒きな訳だし、合理的な考えを持つIKEAのやることなんだろうか・・・。

以前から不思議に思っていたんですが、「あ、こういうことなんじゃないのかな?」と、これについて、自分なりに勝手に推測して結論付けたのが以下の内容です。

「カタログ配布は、IKEAファミリーのメンバー宅に届けている(これが原則)。但し、その家”のみ”に届ける、というよりも、その家が存在する同一町村にポスティングする」

(既にどこかに正解が書いてあったらごめんなさい)

こう考えると、色々腑に落ちることが出てきます。

カタログの現物を入れる
 ↓
ポスティング業者さんに「どこの家」を指定しなくて良い
 ↓
個人情報の漏洩の心配もない
 ↓
そもそも宛名ラベルも作らなくて良い。印刷する手間も貼る手間も要らない
 ↓
宛名ラベルを作らないのだから、封筒さえなくて良い。カタログの現物に宛名ラベルを貼って、カタログそのもののデザインを損ねることもない
 ↓
ファミリーメンバーに届ける、ということは達成している
 ↓
わざわざ店頭でファミリーメンバーになってる訳だから、”商圏”に居ると言っても良いだろう
 ↓
ついでに他の家に入れてしまえば興味を持ってくれるかもしれない。マンション等の場合は、分譲にしたって賃貸にしたって、同じぐらいの”住居費”払っている人だったら、生活水準だって同じぐらいかもしれない・・・ってことは同じように家具買ってくれるかもしれない・・・。

うちはマンションなのですが、集合ポストの前に主としてチラシ捨てを目的としていると思われるゴミ箱があります。入居して10年以上になりますが、いつの間にかできてました。よく色んなチラシが捨ててあります。大量に。それをチラ見してうちのポストを開けると、みんなが捨てているのと同じチラシがうちにも入ってます。

他の人のポストを覗いたことは無いので、前述の推測が当たっているかどうかはわかりません。ただ、その”チラシ捨て”ゴミ箱にイケアのカタログが入っているのを見たことは、自分自身はありません(入ってる時もあるのかもしれません)。

チラシ程度のものはすぐ捨てられ易いけど、約1cmの厚さにも渡るカタログをいきなりその場で捨てる人は少ないんじゃないだろうか、と自分は推測しています。そういう所も狙っているのかもしれません。

※真相をご存知の方は、是非コメント欄へご記入を(笑)

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