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クライアントの言葉に傷つくことのあるSIの方や、SIの言葉に何か騙されているような気がしているクライアントの方へ

いきなり、唐突ですが、73鍵を持つミニ鍵盤のMIDIリモートキーボードを製作してみました。

構想約4年。・・・それだけをずっと考えていた訳ではありませんが。

ただ、漠然とこんなものが欲しい、と思い続けていた中で、先日「えいやっ!」とやっつけました。

・・・やっつけた、ってのは無いな、やっと実現しました。

その画像がこちらです。

Hypercatplus

※部屋や机が汚いんじゃないか?ってのは置いておいてください。

これから、その構想からここに至るまでのドラマ・・・は無いので顛末を散発的に勝手にお送りしていきたい、と思います。

しかし。

そもそも。

何故に73鍵?ミニ鍵盤と言えば、手軽さ、とか省スペースとかが本来の売りのはず。小さいことによりガジェット的かわいさがある、という人も居るかもしれません。

これにはアマチュアならではの過去からの色々な苦悩がありました。

今回は序章として、そのあたりから書いてみたい、と思います。

自分のバンド活動は高校生に入ってからでした。

公立高校合格祝いに、親に奮発してもらい、YAMAHA(ヤマハ)のDX7(初期型)というデジタルシンセサイザーを買って貰ったものがその活動のメインのキーボードでした。

・・・贅沢ですね、ハイ。認識しております。

高校時代、自分の高校には(ちゃんと周囲に認識されている)男の鍵盤弾きは同学年には3人しか居ませんでした。

そんな理由もあって、色々・様々なジャンルのバンドで鍵盤を弾かせて貰いましたが、それは本題ではなく、時に発表の場、というのがあった、としても、それ程セッティングチェンジを慌ただしくする必要が無かったような記憶があります。ただ、当時は若かったので、てきぱきとはやってはいましたが、昨今のようにマルチエフェクターが無かった頃なので、ギタリストが足下に(仮にエフェクターボードを置いていた、としても)エフェクターやボリュームペダル等を転がしているのを片付けるよりは、ちゃっちゃとはけることができていたように思います。

ただそれは楽器数が少ない時。

今でもよく覚えているのは高校2年生の文化祭の時。

そのバンドはアメリカンハードロックのバンドだったのですが、どうしてもやる限りにはそれらしい音を再現したくなり、

文化祭なので、ということで実行委員会が借りてきたYAMAHAのエレクトリック(≠エレクトロニック)ピアノのCP-70Bの上にソロ用に自分のYAMAHAのCS01というミニ鍵盤のアナログシンセサイザーを置き、まだ当時はこれが当たり前だった、というアルミ製三段キーボードスタンドを横に設置して、その三段に、自分のDX7、同級生の女の子から借りたもう一台のDX7(これも初期型)、その上に、今でもたまにここにコメントをくれる親友から借りてきたOberheim(オーバーハイム)のMatrix6というアナログシンセサイザーを置き、借りてきたDX7には別の同級生から借りたBOSS(ボス)のフェイザーを通してVan Halenの「1984」からスタートし、「JUMP」やらEuropeの「Final Countdown」やらBon Joviの「Run Away」やらをやったり・・・。

ま、文化祭だから、というのもあるでしょうけど、大変盛り上がりました。

あの時の音色の再現度合いとプレイはかなり良かったに違いない、と自負しています・・・。

・・・いやね、自分の手元に残念ながらその音源が残っていないので、再度聴くことが叶わない、ということもあって、かなりの割増度合いで想い出が美化されているだけ、ということもありますが(苦笑)

ただこの時ばかりは撤収がえらく大変だった・・・プロが何段積み、とやっていても、それはあくまでプロだからできる側面もあり、なかなかアマチュアでたくさんのキーボードを使う、というのは難しいなぁ、ということを一つ悟りました。

もっと言えば、今どうやってそんなことができていたのかさっぱり思い出せないのですが、前述の自分のDX7が確か約24kg程度ある中、それをソフトケースに入れて左肩にかつぎながら前述の親友の家でソフトケースに入ったMatrix6が確か15kgくらいあるものを逆の肩にかついで自転車をこいで、約40分ぐらい道のりがある高校に行ったような・・・。いやさすがにそれは無理か?だとしたら、途中乗り継ぎありで2回バスに乗らなくてはいけない道のりを約1時間弱かけて高校に行ったような・・・。

何しか当時、自分は原付免許も無ければ当然車の免許もなく、かと言って、親からもらった昼食代を浮かせてスタジオに行くようなことをしている身分で(その感覚から言えば)タクシーなんて贅沢なものは利用できない訳で。セッティングもともかく、そこにたどりつくまでも鍵盤弾きにとっては一苦労の時代がありました。

その後、大学に入り、軽音楽のサークルに少しだけ在籍していたのですが・・・ちょっと様々な理由からあっという間に自分は脱退してしまいました。それでもそのサークル関連で色々誘ってくださる(今考えると非常にありがたい)人達もいらっしゃったのですが、なんか、自分の在籍した大学には自分としては少し居場所が無い感じがしていたこともあり拗ねてしまっていて、(もちろん無くは無いんですが)活動していたバンドの記憶・・・もちろんメンバーとかやっていた曲は覚えているのですが、自分自身がどのような鍵盤のセッティングをして弾いていたのか、ほとんど記憶に無い状態。ただ、楽器を運ぶためにはほぼ車が必須だったため、動きが色々制限されていた、という苦悩はあります。

そんな中、KORG(コルグ)のシンセサイザーをいよいよ本格的に触る機会ができ始めるのです・・・。

・・・全然ミニ鍵盤の話に行きそうも無い中、今宵はここまでにしとうごじゃります。

追伸:

自分が数年前からのこの内容を構想している中、こういう方もいらっしゃる、ということは偶然知っていて・・・。

たぶんこの方とは利用目的は全く異なるのでしょうけど、同じようなことを考えておられる方は居るもんだ、と自作意欲を燃やし続けていたことは確かです(笑)

で、どうなのよ、今だったらKORGさんが一番商品化の可能性ありそうなんですけど、私61鍵では(過去に他社製品としては存在するので)満足できません。是非73鍵以上でお願いいたします(笑)

t-senoo

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妹尾 高史

妹尾 高史

某輸送用機器製造メーカー勤務。カーナビゲーション事業の事業企画・展開部門所属。
ミニ鍵盤奏者、という新しいミュージシャンカテゴリーを開拓中。

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