上司から部下に求めているであろう、たったいくつかのこと。
先日のエントリーのアンサーエントリーです。
と言っても、先日のエントリーに書いたとおり、自分は上司側の立場に立ったことはありませんので、あくまで「こうなんじゃ無いかな?」という想像で。
報・連・相(報告・連絡・相談)・・・は当たり前過ぎますね。
あときっと、これは、自分が端から見てて、とか、随分歳も離れた若手社員とかに思うことで、上司側として、「嘘でも良いから、表面上だけでも俺のこと尊重してるように振る舞えよ」とかもあるんじゃないか、と思う時があるのですが。
自分が思う一番はやっぱりこれかな、と。
「嘘でもハッタリでも良いから、自分のやってることに自信持って言い切ってくれよ」
なんじゃないか、と。
例えば、仕事を任せて、「あれ、どうなった?」と聞いた時に、大抵の人は、やることはやって「こうしました」という回答をすると思うんですが、その時に、「なんでこうしたの?」「これこれこうだったらこうなんじゃないの?」と言われて、「なるほど、確かにおっしゃるとおりですが、ここはこういうパターンも考えられるので、自分はこちらの方が良い、と思ってこうしました」と言い返せるかどうか。
そうじゃなくて、
「・・・・・・・・・・・・・・・確かに言われてみればそうですねぇ・・・・・・・・・・・・・・・・」
って返されてしまうと・・・ねぇ(苦笑)
そんな時、上司側の人によっては、「これはまずいぞ」となるのか、どんどん穴という穴をツッコミ始める場合があります。初見の段階で答えられない人が、そのツッコミを返せる訳がありません。「そうですねぇ」の繰り返しになってしまいます。まるでタモリさんからマイクを向けられている如く・・・。
先日のエントリーで、部下側としては、
「やるだけやってみろ。後の責任は俺が取るから」
「お前がそこまで言うならやってみればいい」
「心配していない。お前に任せているから」
と言ってくれるかどうか、と書きましたが、一方で、部下側としても、そこまで言わせるための(自分なりの)広い視野、(自分なりの)深い考察、(自分なりの)その結果に対する揺るぎない自信、というものはきちんと行い、持たなくてはいけないと思っています。
実際には、上司側の方が経験や持っている情報量が多いことが多々あるため、部下側がいくら広い視野を持っているつもりでも、上司側の方が広かったりするのでは無いか、とは思いますが、そこまで頑張って、自信を持って「自分はこう思います」という部下を頭ごなしに否定する上司は(絶対この世に居ない、とは言い切れないでしょうけど)それ程は居ないと思うのです。
少なく共、担当している部下自分自身としては「これで絶対間違いありません」と言い切れるだけの自信がみなぎっている状態が確認できると、上司もその勢いに「(あえて)騙されてくれる」と思うのです。
「頼むから、俺を綺麗に騙してくれよ・・・」
その上で、わかってて騙される部分に対して上司は事前に手を打ってPPAを張っておく、そういうことなんじゃ無いかな?と思っています。
※今回、改めてこういうエントリーをしたのが、今の環境で何か気づいたことがあった、とか言う訳ではなく、・・・と言いたい所ですが、実は気づいたことがあったので書きました。頑張れ、若者達!