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些細なことで見る企業としての余裕感

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友人が全日空(ANA)でパイロットをやっています。
だが、その友人には悪いのですが普段は日本航空(JAL)を利用しています。
理由は単純です。
元々それ程飛行機を利用する方では無かったのですが、利用する機会が増え始めた頃に、運行路線や運賃の都合で日本エアシステム(JAS・当時、現在は日本航空と合併)を利用するようになり、JASのマイレージが貯まり始め、JAL・JASの合併に伴いマイレージプログラムがJALに統合された結果、そのままJALを利用している、ということです。
つまり、まんまと”囲い込まれて”しまった訳です(笑)。

先般、行きにJAL、帰りにANAを乗る機会がありました。
飛行機に乗ると、「機内サービス」があります(って書かなくてもほとんどの人が利用されたことあるのでしょうけど)。
自分の公的な身分や私的な身の丈は十分理解しているつもりですから、当然座席は「エコノミー」です。
国内線の「機内サービス」ですので、ご飯等は出ませんが、ドリンクサービスがありました。
大抵飲み干した紙コップをトレイに置いたままにしているのですが、
行きのJALでのキャビンアテンダントの方の対応、
「飲み終わられた紙コップお下げします」という断定
帰りのANAでのキャビンアテンダントの方の対応、
「よろしければお替りはいかがですか?」という提案

久々に両社を比較できる立場になった時、非常に些細な事なんですが、この差が現在の”両社の企業実績の差”なんじゃ無いか?、とか感じました。

追伸:頻繁に飛行機に乗る方では無いので、こういったサービス提供方法が日常通り(マニュアルにのっとったもの)のものなのか、その時のキャビンアテンダントの方の機転・配慮に任されているものなのか、判断基準を持ち合わせていませんが、少なく共、その時のJAL・ANAそれぞれの機内ではどの方も同一の対応であった、また、何度と無く乗ったJALにおいて自分としては一度も今回ご紹介したANAと同じ対応を受けたことは無かったことだけ付記しておきます。

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