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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

プレスリリースの苦悩、「ドッカーン!」か、「チョビチョビ」か

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IMG 322212月が始まりました。先週、久しぶりに佃島に行ってきました。このあたりは、昔の石川島播磨重工跡地で、80年代終わりには、あの「西部警察」の撮影で使われたこともあるそうです。僕自身は、この佃大橋が出来たばかりの頃に何度か行ったことがあったきりだったのですが、改めてお伺いしてみると、20年ほど経っても古びないデザインで、佃大橋をゆっくり歩いて渡ってきました。
 
さて、今日のブログの本題です。プレスリリースというと、大々的な記者発表会というイメージを持たれている方もいらっしゃるかも知れませんが、自社サイトに掲載するだけ、という企業はとても多いのですね。当社もご多分にもれず、今まで自社サイトで掲載してきました。まあ、セミナーでお話をすることも多いので、それもプレスリリースの一部機能を担っているのかも知れません。
 
今年、朝カフェ次世代研究会で、株式会社ビーコミ代表の加藤恭子さんにご講演いただいた際に強く印象に残っているのが、「記者も(僕たちと同じ)人間です」というお話です。「何を当たり前なことを」とお叱りを受けるかも知れませんが、僕たちは他人のことになると意外と無頓着で、自分が言いたいことを言うことに精一杯で、相手がどう受け取るかというところまで配慮できていないことが往々にしてあるんですよね。だから、きちんと伝わらない。
 
今年は何度かプレスリリースを準備してきました。最近ですと、ソフトバンク・テクノロジー様と一緒に発表させていただいた「BYOD支援サービスパッケージ」を発表しました。 この時は、ソフトバンク・テクノロジー様のお力が大きく、各メディアに取り上げていただき、またBYODというキーワードから多くのお問い合わせをいただき、またセミナーにご参加いただく方も増えました。
 
まだ年内のプレスリリースの準備もあるのですが、我々はついついアップルの記者会見をイメージしてしまいます。つまり、「ドッカーン!」です。事前情報は一切出さずに、リリース日にドッカーンと発表したい、というような。しかし、それはアップルだからなせる技ですね。例えば当社がそれをやっても、「へぇ」と言われるのが関の山、だという気がします。そうではなく、事前に小出しに情報をお出ししていくのもひとつの方法かな、などと考えています。つまり、記者の皆さんだけでなく、お客様にとっても「完璧ではないけれど、早めに出てくる情報」が、役立つのではないか、ということです。サービス内容によっては、隠しているわけではなく技術要件もあったりして、まだ正式にお伝えできないこともあります。ですが、それを早めにお出ししておくことで、どういう方向に向かっているのか、をお伝えすることができ、お客様からすれば、早めに検証することができたり、記者の方からは「取材すべきか否か」をご判断いただけるのかな、ということなんですね。
 
相手のことをじっくり考える。当たり前のようで、ついつい疎かになってしまいそうなことです。 自分へのリマインドを兼ねてブログに残しておきたいと思います。

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