ブログは残る、ブログを残す
さて、2011年も本当に最後の日になりました。皆さんは、悔いのない1年だったでしょうか。僕は煩悩の塊なので、悔いのない1年を送れたことは一度もないのですが、今年は最も悔いの残る年だった気がします。一方で、来年の課題もたくさん見えているので、年末年始も仕事をしている状態です。がんばります。
さて、小俣さんが「ブログは蓄積ができるから好き」と書かれています。そうなんですよね、ブログは過去に書いたものが残る。ま、消してしまうこともできますが、普通は残っていくものなので、残すわけです。
過去のブログを振り返りたいときには、このブログの場合には月別アーカイブというものがあるので、そこから振り返ることができます。
ここを見るだけでも、「ああ、去年の12月は25本書いていたのに対し、今年の12月は36本も書いているんだなあ」ということがわかります。
伝えたい事があって書いているのか、あるいは時間が空いているから書いているのか、そこも振り返りの材料ですね。
一方で、ブログの記事を見て「関連記事&エントリー」を紹介してくれる機能もあります。
これは先日「このブログも1年を振り返ってみよう」というエントリーを書いた際のものです。まあ、密接に関係があるかどうかはさておき、こういうところから自分が過去に書いたものを振り返ることができます。他のブロガーさんのものを見ることができるんですよね。自分もそうですが、言っていることに齟齬があることも見えてしまうわけです。(これを振り返ることができるのが、いいんですよね)
その昔、猿回しの猿が「反省!」とやるのを取り上げて、大阪で働いていた頃の上司が「反省だけやったら猿でもできるんや!反省してどうするんか考えんと、人間の価値ないで!」と、部下や後輩を厳しく叱咤していました。口は悪いのですが、信頼おける上司でした。
ブログは僕のワーク&ライフスタイルの一部でしかありません。しかし、2005年から丸6年書き貯めてきたこのブログは、貴重な記録でもあるんですよね。
最近、ソーシャルメディア、ソーシャルネットワークを活用している方が急増しているというような話を聞きましたが、全て残ることに価値があるわけです。だから、自分が間違ったことを書いたのであれば、それは素直に訂正する。また、後悔するようなことは書かない、残さない、といった訓練にもなりますね。
性善説で活用し、そのうえで自分自身を振り返るツールとしてとても有効だと思います。
なんだかダラダラとなってしまいましたが、しんしんと冷える朝。お互い悔いのない、あるいは食いの少ない大晦日にいたしましょう。明日以降、来年も引き続きよろしくお願いいたします。