今年はクラウド元年?
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クラウド、クラウド・コンピューティング、クラウドサービス、パブリッククラウド。クラウドという言葉は、ここITmediaでは普通に扱われていますし、林さんのようなクラウドの第一人者もいるのですが、IT業界ではない方とお話ししていますと、まだまだ浸透していない気がすることがあります。
たしかに一般的には分かりづらい言葉でしょうし、ASP、SaaS、ユーティリティ・コンピューティングと、似たような表現も多く存在しますから、ますます分かりづらいのでしょうね。
しかし一方で、スマートフォンの普及とともに、意識するかしないかは別として、クラウドが一般化しているのも事実ですね。Evernote、Dropboxといった、有償、無償のクラウドサービスを無意識に利用している方も増えていますし。
明日のWWDCは、iCloudが発表されるとか。もともとMobileMeやiDiscといったクラウドサービスがあるのはあったのですが、個人ユーザーにとってはファイルを預けておくことに年間9,800円が安いのかどうか、というところもあったようです。
さて、個人にとって、企業にとって、今年はクラウド元年になるでしょうか。個人的には、明日の発表に期待しています。
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