40代の転職相談に、20代のキャリアコンサルタントが対応できるか
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週末のエントリーとしてご覧ください。
金曜日くらいから、知り合いとTwitterでやり取りしていた件です。
新卒の場合も、転職の場合も、人材紹介会社に相談することがあると思います。転職は特に多いでしょうね。そのため、人材紹介会社では、転職希望者と同年代のキャリアコンサルタントがいます。新卒の場合にも、あまり若い人ではなく、30歳以上の人が対応していると聞いたことがあります。
僕は、まず勤務経験の少ない人が、就職の相談にのるのは難しいと考えています。それは、説得力がないから。22歳でどこに就職しようか、最低でも10年くらいは働ける場所はどこだろうか、と考えている学生に、24歳くらいで転職した人が何を伝えられるか、ということですね。
もちろん、中にはすごい人がいて、自分が経験のないことでも、素晴らしいアドバイスを出来る人がいるかも知れません。でも、それって何パーセント?ものすごく稀に存在するかも知れませんが、「例外だよね」と思うくらいです。そんな人を探す方が難しい。
そして、その人が素晴らしいということを、誰が判断するか、ですね。相談している人がそう思わなければ、その素晴らしさは世に出てこない、ということになります。
僕は50歳ですが、40代で転職を考える人も少なくありません。社会人人生の残りを考えると、「ちょっと考えてみるかな」となる人もいますよね。その人が人材紹介会社に相談に行って、たとえば20代のキャリアコンサルタントが対応したとする。
「・・・・・・・・・・。」
まぁ、相談にならないと考えるのが普通かな、と思うのですが、いかがでしょうか。
僕の知り合いが、「20代に40代の(自分の)キャリアは相談できない」と言っていたのを思い出します。その人が頑固であろうと何であろうと、その人が思っていることは変えられないのですね。
ふとそんなことを感じた週末です。
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