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「○○の心理」よりも、よく見て、聞いて、感じること

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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。

男の心理
女の心理
犯罪者の心理
上司の心理
部下の心理
顧客の心理

心理、心理、心理、心理......

最近、「心理」と言う言葉が使われることが多くなった気がする。

いや、誰もが情報を発信することができるようになったから、
そう感じているだけで、
本当は、今も昔も、
なにも変わっていないのかもしれない。

だって、好きな人ができたら
昔も今も関係なく、
「あの人は、私のことが好きなのかなぁ?」って、
「あの人の気持ち」は知りたいもんね。
気持ちって、目には見えないものだから。

だから、それを何とか知ろうと、
表情や、ジェスチャーからそれをよみ取り、
「○○の心理」に当てはめて、
それを知ろうとするのだろうけど、

まぁ、ほとんどの場合は、
「分からない」というのが正直なところではないか。

NLPという、心理学のトレーナーをしている。
トレーニングの中に、「相手の表情をよく観察する」というのがある。
頭の中で、好きな人と苦手な人を交互にイメージしてもらい
今、どちらの人を思い浮かべているかを当てる......
というワークをするのだけれども、
正直......当たらない。

こんなにシンプルな実験でも、
半分ぐらいしか当たらないのである。

ちなみに、NLPのトレーニングで相手の表情を観察するのは
「最初は声のトーンが暗かったけれど、話しているうちに明るくなったな」
「最初は暗い表情だったけど、あとのほうは笑顔になったな」
のように、「変化」を知ることにある。

「○○の場合は、○○だ」のように当てはめるのは難しくても、
相対的な「変化」なら分かる。
相手の「変化」から、現在の状況を知る。
そして、次はどんな風に関わっていくかを考える。
だから、観察が重要なのである。

ある人に恋い焦がれたときに、
「相手の本当の気持ちを知りたい」という欲求は
とても自然なことであるように、
「相手のことを知りたい」ということ自体、
何も悪いことはないし、むしろ素晴らしいことだと思う。

また、「○○の場合は、○○だ」というのも、
統計的に見たら、「確かにそうだ」ということもないわけではない。
その証拠に、笑顔のとき、多くの人はごきげんだ。

だけど、人は本当に多様で、
「○○の場合は、○○だ」と、簡単に見破られるものではないし、
逆に、「きっと、こうに違いない」と決めつけてかかると
ケガをしてしまうことが多いもの。

もし、相手のことを知りたいのならば、
「○○の心理」を元に、
「○○の場合は、○○だ」と決めてかかるよりも、

「相手のことをよく知ろう」という気持ちを持って、
よく見て、聞いて、感じて......
その時々の変化を観察しながら、
相手の話をよく聞くこと。
それしかないんじゃないか......と思うし、

「○○の心理」を記憶して、
「今、腕を組んだから、きっと○○に違いない」と、
相手を「枠」当てはめていくことよりも
相手の「今、ここ」を観察していたほうが、ずっとかんたん。

人というのは、本当に多様だ。
人が変われば、見え方も変わるし感じ方も変わるのだ。

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