書くことによってわかること

久しぶりのブログ更新です。

2か月に渡って、新刊の原稿を書いていました。

本に限らず、ブログもそうなのですけれど、「書く」というのは、自分の頭にあることを文字として起こす作業ですよね。必然的に、自分が日常抱いていることにとことん向き合うことになります。

今回書いた内容は、言葉に出して説明することはあっても、文字として書き起こすことがあまりなかった内容だったので大変な作業でした。

頭の中でははっきり分かっているつもりでも、いざ書き出してみるとまとまっていなかったり、また、表現する言葉づかいも偉そうな口ぶりなってしまったり。普段、あまり気づけないことにたくさん気づけました。

何度も何度も読み直し、修正を重ねたおかげで、本当に伝えたいこと、本当に大切なことが、自分の中でも1本筋が通った感じがします。大変でしたが、いい経験になりました。

出版社からいただいた本のテーマは、「仕事に負けないこころ」。

この言葉からイメージするのは、「いかに強いこころを作るか」ですが、内容的には「強さ」よりも、「しなやかな対応力」が持てるようになるためにはどうしたらいいかという内容です。

また、テーマは「こころ」なのですが、哲学や精神論ではなく具体的なプロセスをお伝えしたかったので、「こころ」というイメージに反して論理的な内容になったかなと思っています。

出版社によれば、世に出るのは春の予定。詳細が決まったら、内容について少し触れていきますね。

ブログの更新頻度も上げていきたいと思っています。