「自然にがんばれる」ために必要なこと
行動って、無理に頑張るのではなくて
自然に動けるのがベストですよね。
それは、誰もが思うこと。
だけど、それがなかなか難しいというのも実際のところです。
特に、「何かを叶えよう」と努力すればするほど
そのドツボにはまってしまいます。
私は大自然の山の中に住んでいるんですけど
自然というのは本当に偉大です。
中でも、「モノの成り立ち」を教えてくれるので
本当にありがたい。
自然を観察しているとね。
無理に頑張っているものなど、何1つないことに気づきます。
無理に頑張らなくても
自然に成長していくのがよく分かる。
なんて言うんだろう?
もちろん、努力は大事。
でも、無理な努力は、やっぱり無理がある。
「自然にがんばれる」……自然な努力が一番です。
そのためには、何が必要?
本当にやりたいことならば、そうなる。
もちろん、本当にやりたいことのなかにも
中には面倒やことや大変なことはたくさんあるわけですけど
全体感としては「やりたいからやってます~」って感じになる。
でも、それを見つけるのが難しかったりするんですよね。
だから、みんなやりたいことを探し、悩んでいる。
外の情報に興味を持つことも大切なのかもしれない。
けれども、もっと大切なのは
もっと自分に興味をもつことなんじゃないかなぁ。
好奇心を外に向けるのではなく、自分に向けるんだ。
日常のちょっとした行動でも
- 「これはやりたくてやっているのか」
- 「ねばならないからやっているのか」
を、自分に興味をもって観察してみる。
これは、比較的分かりやすい。
厄介なのは
- 「誰かがやっていることがきっかけで、自分もやりたいと思い込んでいる」
- 「”○○しなければならない””○○すべきだ”という情報に影響を受けて、それに取り組んでいるうちにいつの間にか”やりたい”に変わってしまっている」
これを吟味するだけでも、結構違うんじゃないかなぁ。
最近、毎朝自分にこう問いかけるようにしています。
「これは、本当に自分がやりたいことか?」
「本当は、やりたくないことじゃないのか?」
「誰かがやりたいと言っていたことじゃないのか?」
そして、体の何らかの反応を観察する。
今のところ、違和感はないが
それでも、自分に好奇心をもって観察する。
仕事に限らず
人間、無理に頑張らなくても
自然に行動できているものが1つぐらいはあります。
それが、物欲から生まれる行動でも、何でもいいのかもしれません。
何が好きなのか
何をやっているとき楽しいのか
なぜそれをしているとき、楽しいのか
何がそう思わせるのか
自分に目を向けて、本当にやりたいことを吟味していく。
その中から自然にがんばれることが見えてくるんじゃないかなぁと思う今日この頃です。