「○○しない」を「○○する」に変えると問題が解決する
今日は、ある会議に参加。
「○○しないようにするためには、みなさんどうしたらいいと思いますか?」
との司会者の問いかけに
「○○しない」
「○○しない」
「○○しない」
「○○しない」
「○○しない」
「○○しない」
「○○しない」
「○○しない」
「○○しない」
「○○しない」
「○○しない」
と、参加者から意見が出されます。
私は一言、こう言いました。
「ちょっと待ってください。『○○しない』もいいのですが
具体的に何をしたらいいかをわかり易くするために
『○○する』ためにはどうしたらいいかを、『○○する』という表現で考えてみませんか?」
「○○しない」という否定表現は、行動ではありません。
行動を生まないために、課題の解決には結びつきにくいです。
「○○する」という肯定表現は、行動です。
行動が生まれれば、課題を解決する可能性が生まれます。
「○○しない」で考える習慣が強い人に
「○○する」という答えを求めると、多くの方が最初、戸惑います。
でも、しばらくすると、参加者から出された意見は
「○○する」
「○○する」
「○○する」
「○○する」
「○○する」
「○○する」
「○○する」
「○○する」
「○○する」
「○○する」
「○○する」
という、行動が伴った意見に変わりました。
表現を変えるだけのシンプルな方法ですが、意外と奥が深いですね。
大切なので繰り返します。
「○○しない」という否定表現は、行動ではありません。
行動を生まないために、課題の解決には結びつきにくいです。
「○○する」という肯定表現は、行動です。
行動が生まれれば、課題を解決する可能性が生まれます。
もし、「○○しない」という言葉が多く出る方には、こう言ってみてください。
「『○○しない』を、『○○する』という肯定表現に変えるとどうなりますか?」