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「しごと」をもっと楽しくしたい!

私は奥さんに「絶対に幸せにするよ」とは言えませんでした

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私は、「絶対に」とか「責任を取ります」という言葉を
あまり使わないことにしています。

なぜなら……

未来が「絶対にそうなる」とは限らないし
いくら「責任を取ります」と口にしても
想定外のことが起こったときに大した責任も取れないので
相当確信を持っているか、最後までケツを拭く覚悟を決めたとき以外使わないんです。

ちなみに、奥さんと結婚する時も
「キミのことを絶対に幸せにするよ」とは言いませんでした。

結婚した次の日に死んでしまうかもしれないし
突然失業してしまうかもしれない(当時はサラリーマンだったので)。
将来、何らかの事情で離婚する危機に陥るかもしれない。
だから、安易に「絶対に」「責任を取ります」とは言えない。
(覚悟がなかったんだな(笑))

そこで
「キミが望んでいることは叶えることができないかもしれないけれど
 叶えることができるように最大限の努力をするよ」
みたいなことを言いました。
(全然、できていませんけどね)

「絶対に」「責任を取ります」とは安易に言わない。
でも、理想が叶うように最大限の努力をする。

このスタンスは、仕事でもそうです。
「何がおきるかわからない」ぐらいに構えていたほうが柔軟に対応できそうな気がするし
簡単には投げ出さないようにしたいと思っています。

追伸:

そういうのがあるので、最近、原発の報道で耳にする
「何かあったときは政治の責任ですから、私が責任を取ります」
みたいな言葉には、少し違和感を覚えるタイプです。

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