竹内義晴の、しごとのみらい:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 竹内義晴の、しごとのみらい

10年後、仕事を「ツライもの」から「楽しいもの」に変えたい

こんにちは、竹内義晴です。

この間テレビを見ていたら
年金の支給年齢引き上げについて報道されていました。

議論自体は以前からあるようですけれど
60歳で定年退職したとしたら、年金がもらえるまで7年間ありますよね。

たとえば、夫婦2人、年間300万円で暮らしたとして、7年なら2100万円。
「年金をもらえるのが67歳からだとしたら、ぶっちゃけ大変だな~」
報道を見て、改めて思いました。

報道では、街角でインタビューしていましたが

「安全な生活を送れるのは国民の権利だ」
「国はもっと国民の生活を考えて欲しい」
「67歳まで働けるようにしてほしい」

など、さまざまな意見が出されていました。
確かにそうだなと、ボクも思います。みなさんは、どう思いますか?

ところで、年金を取り巻く構造は、今後どうなって行くのでしょうか?
少し調べてみました。

分かりやすい説明が、日本の年齢別人口分布による推測です。

人口ミラミッドでは、戦後に生まれた団塊世代がもっとも多いですね。
言い換えると、これから年金が必要な世代が増えてきます。

一方、子供は減っているので、年金を支える世代は減っていく構造にあります。
ここから出る推測は、「これから、年金に対する環境はもっと厳しくなる」です。

また、この図は、年齢別の消費の動向ですが
もっとも消費する30~40代の子供がいる世代です。

若い世代が減り、子供も減っていくので
長期的に見ると、消費が生まれない……つまり、経済は上向きにくい構造にあります。
(だから、多くの企業は、今後成長が見込めるアジアに進出しているのですよね)

ここからも、「これから、年金に対する環境はもっと厳しくなる」という構造が読み取れます。

テレビのアナウンサーは
「国は年金のことをもっと考えて欲しいものです」と締めくくっていましたが
私個人的には、「国に依存しても、どうにもならないかもしれない」と、以前から思い始めています。
一人ひとりが考え、対応する時代になってきているのかもしれません。

もちろん、まだ働けない子供や高齢者の方、さまざまな事情で働けない方もいらっしゃいます。
すべての方には当てはまらないかもしれません。

けれども、私個人的には、リスクを誰かに預けておくのは、正直、怖いので
国や、他の何かに将来を依存せず、年金をもらえないことを前提に
「自分でなんとかできる力」をつけておきたいと思っています。
(もし、年金がもらえるのなら、それはそれでうれしいことですし)

そのためにも

・「足るを知る」の生活
・自分でお金を生み出す力
・人的なネットワークやコミュニティ
・ほかの方を支える力

リスク管理の一貫ではあるのですが、最近、この学習や人脈づくりがとても面白いことに気づきました。
まだまだこれからですし、大変なこともありますが
このような力を今のうちから、身につけていきたいな~と思っています。

なんて、偉そうなこと言っていますけrどね。
考えるようになったのは、ホント、最近です。
特にサラリーマン時代は会社任せで
年金の「ね」の字も考えていなかったんですから。

でも、それじゃまずいな~って、思っているんです。

もし、年金支給が67歳からになったら……みなさんはどう思いますか?

タケウチ

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コメント
kitakaze 2011/10/19 19:58

>一人ひとりが考え、対応する時代になってきている
個人的には自分も自分の老後は自力で何とかするしかないと思っていて、個人年金やら貯蓄を実践しています。
とは言っても、それができる人は良いでしょうが、どうしてもできない人が最近は増えてますよね。
残業代だってまともに出れば何て幸せな人達なんだろうと思われる時代ですから。

勤めてた会社でリストラや倒産が起きた。
不慮の事故や災害で家財が喪失した。
就職したがブラック会社だった。
転職してもブラック会社だった。

老後を個人の自己責任とするのはいくらなんでも厳しすぎますし、国家としてそれじゃダメでしょう。
国家は国家としての役割を行うべきで、やはりそこは政治に関心を持つようにしなければならないのだと思います。

また企業側だって定年を延ばせばそれだけ新規採用として新たな人件費をねん出するのも大変でしょうから、若者の就職率悪化の引き金にもなりかねません。
67歳支給の問題は、個人の年金受給問題だけじゃなく雇用の問題が絡むので非常に複雑な問題です。

タケウチ 2011/10/19 21:06

kitakazeさま、コメントありがとうございます。
国家は国家の役割を果たすべきだとお考えなのですね。私もそう思います。
国、一人ひとり、どちらか一方ではだめなのでしょうね。
政治がもっと良くなり、多くの問題が解決すればいいなと、私も思います。
一方、政治ですべてが解決できないこともまた、事実なので
年金に限らず、一人ひとりが考え、行動する必要もあると感じています。
国も、一人ひとりも変わるとき、きっと、住みやすい国になるのでしょうね。
私は、自分のできることを変えていきたいと思います。


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竹内 義晴

竹内 義晴

NPO法人しごとのみらい理事長
コミュニケーションの専門家 研修講師 心理学トレーナー 「職場がツライ」を変える会話のチカラ 著者。

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