竹内義晴の、しごとのみらい:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 竹内義晴の、しごとのみらい

10年後、仕事を「ツライもの」から「楽しいもの」に変えたい

こんにちは、竹内義晴です。

前回、パソコンで受信していたメールをすべてGmailに移行しているというお話をしました。

そこで今回は、パソコンのローカル環境にあるメールを
どのように移行したのかについてお話します。

ステップは、次の通りです。

  1. 今まで使っていたメールをGmailに転送する設定をする
  2. IMAP接続できる移行用メールアカウントを1つ用意する
  3. メーラーから、移行用のメールサーバーにIMAP接続を行う
  4. IMAP接続したメールサーバーに、ローカルにある受信メールをすべてコピーする
  5. メーラーから、GmailにIMAP接続する
  6. Gmailから、移行用メールをPOP経由でインポートする
  7. 送信済みメールをGmailにすべてコピーする
 

■作業の前に―なぜ、こんな複雑なステップを踏むのか

GmailはIMAP接続ができます。
(IMAP接続とは、パソコンのローカル環境にメールを持たず
 サーバー上にあるメールを操作できる方法)

メールを移行するなら、GmailにIMAP接続し
ローカルにあるメールを単純にコピーすればいいように思います。
(実際、私もそう思っていました)

けれども、実際にコピーすると、Gmailで確認した受信日が
「メールを受信した日」ではなく
「メールをコピーした日」になるメールがありました。

表示上、受信日順にソートされないので、
一体、いつ受信したものか分からなくなってしまうという現象が起きます。

Gmailは、POPを使用したメールのインポートをすることができます。
ローカルにあるメールを、移行用メールサーバーに一度コピーし
Gmailのインポートは、移行用のメールサーバーからPOPを使ってインポートすることで
この問題を解決できます。

つまり

ローカル → 移行用メールサーバー → Gmail

という流れです。

 

■環境

私の環境は……

ローカルのメーラー:Becky!
レンタルサーバー:チカッパ

です。メーラーは、それぞれで読み替えてください。

 

■ステップ1:今まで使っていたメールをGmailに転送する設定をする

メールの移行は、メールの量に比例して時間が掛かります。
メールを移行中に新しいメールが送られてくる場合もあるので
新しいメールは、すべてGmail側に転送設定しておきます。

そうすれば、ローカル側のメールは、それ以上送られてくることはないので
メールを取りこぼす心配がありません。

 

■ステップ2:IMAP接続できる移行用メールアカウントを1つ用意する

私は、レンタルサーバーを借りています。
レンタルサーバーのメールはIMAP接続ができたので
移行用のメールアカウントはレンタルサーバーに作りました。

GmailはIMAP接続ができるので、
Gmailに移行用のメールアカウントを用意するのも1つの方法かもしれません。

 

■ステップ3:メーラーから、移行用のメールサーバーにIMAP接続を行う

私は今までBecky!を使っていました。
そこで、Becky!から移行用メールアカウントにIMAP接続を行います。

「ファイル」→「メールボックス」→「新規作成」

受信プロトコルは、IMAP4にします。

1

メーラーに移行用のメールボックスができます。

2

Becky!でIMAPサーバーに接続します。

「メール」→「IMAPサーバーに接続」

 

■ステップ4:IMAP接続したメールサーバーに、ローカルび受信メールをコピーする

このステップは簡単です。
IMAP接続を行うと、まるでローカルのメールのように
サーバー上のメールを扱えます。

ローカル側のメールを、IMAP接続している移行用サーバーにコピーします。
(移動でもかまいませんが、確実性を重視するためにコピーとしています)

3

 

■ステップ5:メーラーから、GmailにIMAP接続する

ステップ2と同様に、GmailアカウントにIMAP接続します。

4

Gmailのサーバー情報は画像の通りです。

 

■ステップ6:Gmailから、移行用メールをPOP経由でインポートする

Gmailの画面を開いて、移行用メールサーバーにPOPで接続し、インポートします。

5

これにより、移行用メールサーバーからメールがインポートされます。
日付も、受信した日付でインポートされます。

インポートは結構時間が掛かります。
10~30分程度で200件ずつインポートしていましたので
数万件のメールがある場合は、数日かかるかもしれません。気長に待ちます。

インポートが終わったら、POPサーバーからのインポート設定を削除しておきます。

 

■ステップ7:送信済みメールをGmailにすべてコピーする

ステップ7はオプションです。
送信済みのメールもとっておきたいもの。
そこで、送信済みのメールもコピーします。

Gmailがインポートできるのは受信メールのみなので
送信済みメールは、メーラーからローカルのメールを
直接Gmailの送信済みメールにコピーします。

日付は送信日時と変わってしまいますが、
送信メールの日付はそんなに気にならないのでOKとしました。

※:ちなみに、Gmailで確認すると、送信日はコピーした日になりますが
  メーラーで確認すると、正しい日付になっています。
  表示している日が違うのでしょうね。そこまでは調べていません。
※:送信済みメールを受信メールにコピーし、POPでインポートした後
  Gmail側で送信済みメールに移動すればいいのでは?
  と思いましたが、Gmailでは、受信メールを送信済みメールに
  移動できなかったのであきらめました。

以上が、Gmailへの移行手順です。
いろいろと試しながら、調べながらやった結果をまとめたので
ひょっとしたら、一部手順が抜けているなどあるかもしれません。
その際はご容赦ください。

 

■メール移行後の感想

これまで、10ぐらいのメールアドレスを用途別に使い分けていました。
けれども、今回を機会にメールを最小限にまとめたら
管理がとっても楽になりました。

また、今までは、餅は餅屋ではありませんが
「メールはやっぱりメーラーのほうが使いやすい」と思っていました。

でも、Gmailに移行したら、過去メールの検索は早いし
ブラウザさえあれば環境に依存しないし、
プラグインを使えばメール着信のお知らせなど痒いところに手が届くものがたくさんあるので
1日ブラウザでメールを使っていたらすっかり慣れて
「メーラーよりいいじゃん!」って感じに変わってしまいました(笑)。

Gmailに移行してよかったです。

タケウチ

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プロフィール

竹内 義晴

竹内 義晴

NPO法人しごとのみらい理事長
コミュニケーションの専門家 研修講師 心理学トレーナー 「職場がツライ」を変える会話のチカラ 著者。

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