年末のご挨拶―今年も1年、ありがとうございました。
「もし、来年、私が誰かの役になっているとしたら、
どんな人の役に立っているのだろう?」
「もし、私の行動によって、誰かがハッピーになっているとしたら、
どんな人がハッピーになっているだろう?」
そんなことを考えてみました。
ふと、頭の片隅に浮かんできたのは
まだお会いしたことのない、男性のイメージでした。
年齢は、32歳。
スラッとしていて、髪型は少し長めの茶髪。
雰囲気はサーファーのような感じ。
やさしそうな笑顔で、ちょっとはにかみながらも、
太い芯があるような・・・
そんなイメージでした。
その次に、右の耳元から、
「波乗り」
という言葉が聞こえてきました。
なぜ、この男性のイメージが浮かび、
「波乗り」という言葉が聞こえてきたのか、
私には分かりませんが、
「波乗り」という言葉に、
何かメッセージが含まれているような気がしました。
円高、不況、リーダー不在の政治、不透明感、閉塞感・・・
社会を見てみると、今年もさまざまな諸問題がありましたよね。
そんな大きな問題ではなくても、
私たちの身の回りにも、
うまくいかないことや、思い通りにならないこと、
たくさんのことがありましたよね。
「これらの問題を解決するためには、○○にすればいい」
評論家がテレビで語ることで、問題が解決すればいいのですが、
問題の解決はそれほど簡単ではないことが、現実にはたくさんありますよね。
今という時代を、海の凪(なぎ)にたとえたら、
とても波が高い、大荒れの状況なのかもしれません。
普通、波が高い海に、わざわざ出かけようとする人はいません。
周りの人も、
「こんな波が高いときに、海に出るのはやめなさい」
「今じゃなくてもいいじゃないか。
もう少し海が穏やかになってからじゃだめなの?」」
とでも、言うのでしょうね。
でも、サーファーは、大荒れの波のときにこそ海に出て、
波乗りを楽しみます。
「そうか!どんな荒波でも、波乗りを楽しめばいいんだ」
そんなことを思いました。
来年は、どんな波乗りになるのでしょうか。
いい波が来るといいですね。
2010年12月31日。
今年も今日で終わりです。
あなたのおかげで、今年の終わりの日を迎えることができました。
本当にありがとうございました。
どうぞ、楽しい年末をお過ごしください。