「『結婚しなくてもいい』が7割」で受けた衝撃
内閣府の調査によれば、結婚をしなくてもいい人が増えて7割に達したとのことです。
「結婚は個人の自由だから、結婚してもしなくてもどちらでもいい」―70%
「結婚しても、必ずしも子どもをもつ必要はない」―42.8%
この数字がどこまで本当かはわかりませんが、かなり衝撃を受けました。
いよいよ、
「社会のシステムに頼りっぱなし出はなく、自分が将来楽しく過ごすシステム(つまり、お金や人付き合いなどなど)は自分で考えておかないといけないな」
と思いました。
いろんな生き方があるし、「選択は自由だからいいでしょ?」という考えも、確かにそうだと思うんです。今は。でも、長い目で見たとき、跳ね返ってくるのは結局、自分たちのような気もするんです。
たとえば、結婚しない、子供を持つ必要がないという人が増えると、子供の数は減ります。その結果、近い将来年金のシステムを維持できないでしょうし、若い働き手が少なくなると、経済も大変になるかもしれません。
「そんなこと、一人で考えても仕方ない」ことなんですよね。確かに。でも、「結婚や子供を産む選択は自由だ」と言う分、「将来の保証は何もありませんよ。みなさんの自由ですよ」となってしまう恐れがあることは考えておかなければいけないのかもしれません。
この数字を見て、国としても、スパコンも、道路も大切だけど、少子化対策はかなり重要な対策だと思いました。子供を増やすためにはどうすればいいのでしょう……夫婦間で言えば、保育園や手当てなどの、子育てをする上で不安要素をなくす施策も大切でしょうし、シングルマザーの施策も大切でしょう。倫理的な問題はちょっと脇に置けば、結婚しなくても産みたい女性には産めるような環境、仕組みづくりというのはどうでしょう?
もっとも、ここで国がどうの言っていても仕方がないこと。今、わたしができることといえば、経験を話すことしかできませんが、結婚も、子供を授かったことについても、良かったか悪かったかで決めなさいと言われたら、間違いなく良かったと答えます。
確かに、結婚も子育ても、自由な時間は減るし、お金も掛かるしで大変なことは多いです(子育てで大変な面は、同居しているじいさん、ばあさん世代に甘えています)。それ以上に、親にさせてもらって勉強になったことがたくさんあります。そんな小難しいことはさておき、単純に子供の笑顔は何よりの栄養剤です。でもこの喜びは子供が生まれて気がついたことです。
自分のみらいを考えたとき、個人的には家族という仲間と集っていたいと思います。楽しいですけどね、結婚も、子育ても。