類は友を呼ぶ――成長できる環境に身を置こう

昨日、ボランティア活動で文句を言う人のお話をしました。

この方、普段から文句や悪口が多いんですが、感情的な面をちょっと脇に置いて、冷静にこの方の家族や周囲を観察すると、周りには同じ傾向がある人が多いことに気づきました。

「類は友を呼ぶ」って言葉がありますよね？気の合った人は、なんとなく似ている人は自然に寄り集まるという意味です。

「一緒に居ると、性格が似てくる」なんて言葉もあります。夫婦や飼い犬など、元々はあかの他人（他犬？）なのに、長い間一緒にいると「よく似ているなあ」と感じることが確かにあります。

これは、悪い意味でも、いい意味でも言えるようです。

今日は、「類は友を呼ぶから、文句を言い合うのはやめよう…」というお説教をしたいわけではありません。そうではなく、次のステージに行くために、成長できるような環境に身を置いてみようというお話です。

例えば、ご活躍の方のメールマガジンなどを拝読していると、「今日、セミナーに参加してきました」という言葉をよく目にします。もちろん、セミナーに参加してスキルを磨きたいというのもあるかもしれませんが、私はスキルよりもむしろ、類は友を呼ぶ場に行き、成長する環境に身を置きに行っているのではないかと思っています。実際、自分でお金を払ってセミナーに参加しようとする人は、自分の成長のために自己投資ができる人達の集まりですからね。私も、セミナーに参加して刺激になったことが何度もあります。

また、普段見聞きする情報も、類は友を呼ぶものの１つかもしれません。なんとなく見ているテレビ、インターネットの記事も、私たちの思考にかなりの影響を及ぼしているはずです。取り入れる情報も選ぶといいかもしれません。私は、嫌な気分になる記事にはなるべく触れないようにしています。

居酒屋で人の悪口を言うのは盛り上がって楽しいですが、いつも悪口ばかり言う人には出来るだけ近寄らないというのもいい方法です。

これらはちょっと意識するだけでできます。こんなことを少し気にするだけで、意外と気分よく、毎日を過ごすことができます。