出張に絡めて私用の休みを取るのは是か非か
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おはようございます。
曇り空の朝。少し雲が暗い色をしています。
===ほぼ毎朝エッセー===
例えば金曜日に出張にでかける。そこで1日あるいは2日、宿泊を伸ばして観光をして帰る。これはいいことなのか、すべきではないのか。
アメリカ人などは、アジア出張時に家族を連れてきたり、その後1週間休みを取ったりするのはザラです。当然のように、罪悪感などは全く無くやっています。日本の会社でそれをやると、叱られることが多いでしょう。
「せっかく長距離を移動したので、少し見聞を深めることくらい容認したい」という考えの一方、「出張がある職種とそうでない職種、そういう人たちで構成される組織のなかで、不公平感が醸成されないか」という心配もあります。
会社命令による移動でトラブルが起きた際には、それは労災になります。ところが私用が絡んでいると、それをどう解釈するか、という判断も難しくなるでしょう。
答えは無い問題だと思います。自分たちがどうありたいのか。
このような案もあります。
「私用、見聞深め、大いに結構。でもその場合は片道の半分は個人で負担してね」
こうすれば不公平感はぐっと少なくなるし、遠くに行く機会を有効活用できる。そして労災の解釈は「私用」とすればいいと思うのです。いかがでしょう?
このようなことを考え抜いて、フェアな仕組みを創り込んでいく。それが会社の文化を醸成し、さらには将来を決めていく。バカ臭いことに悩んでいると思われるかもしれませんが、こういうことを日々やっています。
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