大金持ちになった同級生の自宅を訪ねた
おはようございます。
今日から冷え込むとの前評判に、コートを厚手にしたらバスの中ではさすがに暑いです。
マイクロソフトのSharepoint Conference 2014に急きょ参加することにしたので、1週間海外出張をしていました。ブログの更新を怠ってしまって申し訳ありません。
===ほぼ毎朝エッセー===
Dardenでの同級生にT氏がいます。在学中にはあまり交流が無かったのですが、2000年の卒業5年のリユニオン(同窓会)で再開し、IT分野に身を投じた者同士として意気投合しました。その後、彼が日本に来るたびに情報交換と称したビール飲みをしていました。
彼はその後、価格比較サイトの事業を育てていました。当初からその会社は「売ることが目的」と、ぶれずに事業をやっていたのです。2007年には見事に売却に成功。売価が150億円程度だったことから、かなり大きな資産が個人のものになったのです。
その後、日本に来る機会が減ってしまっていたのでご無沙汰していたのですが、今回、ラスベガスに向かう途中のロサンゼルスで、facebookに近況を書いていたら「寄っていかない?」とのことに。せっかくの機会なので、ラスベガスからの帰りを1日早めてロサンゼルスまで運転、立ち寄ることにしたのです。
指示された家に無事に到着。案内してもらいます。そこは別世界でした。
6年がかりで未だ完成しない、そもそも広大な敷地3つ分を合わせた、彼の自宅になる予定の場所。そこにあるテニスコートわきのゲストハウスに止めてもらいました。
テニスコートの下にある駐車場にはテスラという電気自動車も。このテスラ、0-100km/hを4.4秒で加速する化け物のような車です。これでロサンゼルスの美味しいステーキ屋さんに出向き、とてもおいしいステーキとワインとをごちそうしてもらいました。
いろいろと、贅沢を尽くしたように見えるのですが、面白い視点もいろいろ話し合えました。
起業をして、ビジネスを立ち上げて、それを売却して資産を得る。その資産を元に、エンジェル的にサポートしたり、自分の環境に役にたつと思うことに投資を通じて物事の実現のスピードを早める。その際に大切なのは事業を育てた経験。ゆえに起業家を見抜くこともできるし、事業の成長性も判断できるのです。
テスラにも早々に投資。今は手放してしまったそうなののですが一時は0.5%の株を持っていたそうです。また、ラスベガスからすぐの砂漠地帯にある太陽光発電のプロジェクト。そこにも出資。あるいは、Urth Cafeというオーガニックコーヒーのチェインにそれぞれ出資して、住んでいるところの近所に、いいお店を引き寄せる。そういうことにお金を投資しているのです。
出資してリターンを得るという生き方。そこに自分の理想を実現させるための意向を反映することができる。そして社会を変えていくのです。
なるほどと思いました。
そういう生き方をしている人もいるわけです。わけのわからない政府の方針に、むやみに税金を持っていかれるだけの生き方をしている自分が、とても小さく感じました。大きな刺激を受けた次第です。