機嫌のいい組織
おはようございます。
晴れ空、ひんやり空気が続いています。
===ほぼ毎朝エッセー===
「いつも機嫌のいい女でいたいのです」
だいぶ前のことでちょっと定かではないのですが、あるテレビ番組で松任谷由美さんが
「どういう人でいたいのか」という質問についてそのように答えていました。
それを聞いて「確かに機嫌のいい人っていいな」と思ったことを強く覚えています。
そして「機嫌のいい組織」だったらもっといいはずだとも。
機嫌がいいとか、笑顔とか、感謝とか、愛とか。いわゆるプラスのエネルギーってあります。
それが十分に漂っていると、なんともいい雰囲気になってくるのです。
それが不足してくると、なんともぎすぎすした暗い雰囲気になってくるのです。
その人がいるだけで周りが明るくなる人。機嫌と笑顔と感謝と愛があふれている。
女性に多い傾向だと思うのですが、プラスエネルギーを沢山出しているのです。
そういう人が一定割合を超えるとプラスエネルギーが十分に行きわたる。
そして組織が明るくなる。家庭の明るいお母さんがその代表例でしょうか。
自分だけが渋く黙って苦虫を噛んだような表情でいても構わないと思っている人。
男性に多い傾向だと思うのですが、プラスエネルギーを無駄に消費しているのです。
そういう人が一定割合を超えるとプラスエネルギーが漂わなくなる。
そして組織が暗くなる。家庭の反抗期のお兄さんがその代表例でしょうか。
プラスエネルギーを発する人がいる一方、吸収してしまう人もいる。
「機嫌のいい組織」を創るには、その割合が結構重要だと思うのです。
お金と同じです。不足感のあるところには、貢献の気持ちは湧きづらいもの。
プラスエネルギーが十分な「機嫌のいい組織」には、おのずと貢献の余裕が出てきます。
人は絶えず変質するものです。その人がずっと発するのか吸収するのか。
それは一定ではありません。つまり、機嫌がいい、笑顔でいる、感謝する、愛する、
そういったことを心がけることで、それもそれぞれが少しずつ実施することで、
トータルとしての組織も大きく変わってきます。
「機嫌のいい組織」って気持ちいい。元気づけられます。
今朝も溢れる笑顔たちが次々に出社してきてくれています。そんなことに感謝した朝です。