耳に痛い話もあります。寝た子を起こすかも知れません。
おはようございます。
ここのところ週末に暴風というパターンが定着している?
今朝は穏やかなお天気です。
===ほぼ毎朝エッセー===
先週は後半3日間で7社の関西のお客様へ訪問させてもらいました。
いわゆる既存顧客ラウンドです。
・CACHATTOをどのように使ってくれているのかを教えてもらうこと。
・新しい機能のご紹介とご案内するっこと。
・製品・サービスにどのような問題があるのかをお聞きすること。
・そして、今後どのようにしていくといいのかヒントをいただくこと。
このような目的でざっくばらんにお話をするのです。
お聞きできることはいいことばかりではありません。耳に痛い話もあります。
パンドラの箱を開けるかも知れません。寝た子を起こすかも知れません。
一般的かつ心情的は静かにしておいた方がいいと思いがちなケースでしょう。
でも違います。ここはあえて、能動的にお客様とお会いするようにしています。
お客様が「これe-Jan」と言い続けてくれる、それを社是としているのですから、
これは合理的な活動であるわけです。
そして、思いきって訪問して、毎回思うのです。
既存のお客様との対話がうちにとっての大きな財産であるということです。
既存顧客ネットワークを通じてご意見を集めることができるのです。
するとどちらの方向に次の機能を準備しておけばいいかが見えるのです。
今回も多数のアイディアが頭に仕込まれました。ありがとうございます。
これって、考えてみたら東レ時代の自分の素材開発の仕事スタイルでした。
素材というのは、お客様が活用方法をみつけてくれて初めて買ってもらえます。
そのためには活用方法をお客様と共同開発していくのが素材技術屋の仕事でした。
いちどスペックインすると、長いこと使ってもらえる。いわばストックビジネス。
ITにおいても似ているみたいです。
製品・サービスという素材を、お客様がより活用できるように一緒に創り込む。
そのためには活用方法をお客様と共同開発していくのです。使い始めてもらう。
フィードバックをもとに改良を続ける。それでさらに使い続けてもらえる。
改良の方向が重要です。誤ると見捨てられます。
そのセンスを磨くことは、社内に座っているだけでは得られません。
地味でかつ、ある意味おっかない活動なのですが、自分たちの将来を決めます。
だから続けます。変化の激しいIT業界において生き延びていく手段だと考えます。