岩に水を注入してクラックしていくイメージ
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おはようございます。
今週の後半は20℃近くとだいぶ暖かくなるそうですね。
寒かったり暖かかったりまさに三寒四温。
===ほぼ毎朝エッセー===
岩に水を注入するとします。
水は岩の弱い部分を見つけてクラックを作りながら浸透していきます。
結果的には反対側に到達し、水が連続的に流れるようになりますね。
水にしてみるとどうでしょうか。
岩のクラックの入り方は、事前には分かりません。
でも圧力とともに必ず弱いところにクラックが入る。
だからまんべんなく圧力をかけ続けるだけ。ランダムな方向に力を入れる。
そして、クラックが発生したら少し進んでまたまんべんなく圧をかける。
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クラックが発生して水が通ってから後を振り返るとします。
その時にその経路は明確に分かります。
「ふうむ、そういうことだったのね」と。
でも進んでいるときは、それこそ闇雲だったことを思い出せます。
どちらに行きたいかの方向くらいしか分かっていませんでした。
後ろ向きにクラックが発生することもあったかも知れません。
だからと言って、圧をかけるのをやめたら何も進まなかったのです。
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実際の生活においても似ていると思います。
目の前にあることを160°くらいの角度ででしょうか。
広角打法で試し続けていると、意外と柔らかい場所が見つかるものです。
そして、そちらに活路が開けて進んでみる。そしてまた続ける。
先入観にとらわれず、あちらこちらに試してみる。
試せる角度の広さが生き方の柔軟性かも知れませんね。
これって未来に向かっていくときのイメージです。
新しいことに挑戦する。いや、人生そのものかも知れないと。
そんなイメージが頭について離れません。
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