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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

「サンキューカード」っていいかも

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おはようございます。

ところどころ雪が残っている中、思ったより冷え込みを感じつつバス停まで歩きました。

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===ほぼ毎朝エッセー===

KさんのDR(Dairly Report: 日報)にあった一文が気になりました。

以下引用==>

S情報システムズさんの導入事例でのエピソード
→「サンキューカード」制度。ユーザーからの感謝状で
 システム部に感謝の気持ちを伝える制度です。
 CACHATTOはもちろん「最高!」の評価をいただいたそうです。

<==以上引用終わり

「あ、なるほど!」と思ったのですね。

システム部の仕事というのは「ちゃんと動いて当たり前」で、「トラブルがあったら非難される」ところがあります。そこに「サンキューカード」で感謝の意を伝える場があれば、「CACHATTO 最高!」のような意見も出てくるわけです。

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仕事には表に見えるものと見えないものとがあります。あまり目立たないけどしっかりサポートする仕事もあれば、やたら目立つ仕事もあります。

人の評価というのは難しいもので、ついつい目立つところで評価をしてしまいがちです。でもそれでは不公平になります。スタンドプレーをする輩ばかりが昇進してしまう。

実際の仕事というのは、やっていて分かるように、ちょっとしたアシストとかちょっとした工夫で助かることが多いです。そしてそれは人がやってくれているもの。自分だけではできない。つまり、理想組織では、いわゆるシャドーワークを如何にちゃんと評価するかというところが大切だと思うのです。

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自分が2004年1月19日以来書いている【朝メール】の目的は、
「その人が会社に対して何をしてくれたのか」
「会社としてその人にどんな迷惑をかけたのか」
「会社として何を返してあげるのか」この3点を毎朝認識することにありました。

始めた当時はまだ小さいチームだったのですが、あまりに上記3点が欠けていました。それよりも覚えていたのは、
「その人が会社にどんな迷惑をかけたか」
「その人が会社にしてくれていないこと」の2点ばかりでした。
つまり自分はいつも社内メンバーに不満を持っていたのです。

その補正をかけようと、早朝にメールにまとめる習慣にしたのですね。その後【朝メール】は色々とモデルチェンジしながらいます。
※詳細はこちら>> >我、何故に【朝メール】を書きしか

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2006年夏頃でしょうか、ある若手技術者がうちに派遣されて来たときに、派遣元に書いていた報告書に「ぐにゅ」という欄がありました。

「それはなに?」と聞いてみました。すると答えはなんと、「グッドニュースの略です」と。

「これはいい!」と思ました。それ以来、すぐさまに皆が書いてくれている日報には「Good News」の欄を設けてもらい、記載を続けてもらっています。

「いいニュースがなかなか書けずに時間がかかります」と、当初からこの点にクレイムがあったのですが、ここは直感です。日に一度くらい「いいニュース」を考える習慣が、悪いわけはありません。いや、「なかなか書けない」という人ほど、習慣にすれば効果が大きいわけです。

その後、すっかり「Good News」は定着して、その人のキャラクター、関心ごとなどが仲間とシェアできる大切な「話題」になっています。

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さて、ここで提案です。

DR (Daily Report: 日報)に「Special Thanks To」という欄を設けませんか?

日に一度、社内でお世話になった人のことを明文化する。当然、近い仕事の人が多くなるかも知れません。でも、やってくれたことに「お礼」を示す場があるのはとてもいいことだと思うのですよね。人数も多くなってきているので沢山の「感謝」があっても見えにくくなくなってしまう。

というか、ここは強権発動して(笑)、「DRのフォーマットに組み込もうかな」と、そんなことを思いついたのです。[Good News]と[Special Thanks To]が溢れる文字列は効果が大きいとではないでしょうか。

S情報システムさんの「サンキューカード」を真似て!いいことは真似る。

理想組織のレシピの一つになる予感がしています。

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