IBMってIBMになる前に何をしていたかご存じでしたか?
お久しぶりです。
しばしブログ更新をさぼってしまいました。m(__)m
時差との戦い、かろうじて自社向けご本家【朝メール】が細々と続けられる状態でした。
先週末よりIBM Connect 2013というイベントにe-Janから4名で参加しています。
フロリダのディズニーワールドにあるディズニー公認の巨大ホテルで開催されています。
展示ブースはアメリカの大学を卒業した若手二人に切り盛りを任せて、自分は出番なし。
インドからはインド人技術者に遠路参加してもらい、IBM技術陣とのディスカッションも
盛り上がっています。早朝7時から夜10時くらいまで様々に詰まってしまいます。
この「IBM Connect 2013」、昨年までは「Lotusphere」と呼ばれていました。
自分は参加するのが初めてなのですが、今回で20回目の開催だとのことです。
いわばIBMのNote/Dominoユーザー会が発展したものですね。
自分たちのユーザー会はまだ2回。これくらいの規模にならねばと夢は膨らみます。
ビジネスパートナーは1月27日(日)の朝8時からびっしりとセッションがありました。
1月28日(月)の朝に開催されたオープニングセレモニー。千人は入ると思われるような
大ホールで、洗練された流れるような演出とプレゼンテーションは「さすが」でした。
さて、ひょんなことからこの超巨大企業IBMの意外なオリジンを知ることになりました。
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先週の木曜日と金曜日にバージニア大学のDarden校(ビジネススクール)を訪ねました。
フロリダに行く手前、少し早目にアメリカ入りしていたのです。
かなりの大雪の中、レンタカーでワシントンDCと大学の町シャーロッツビルとを
早朝に疾走して実現した訪問です。今回は多くの友人と会うこともでき、かつ、
1993年~1995年までお世話になった先生方にいろいろと報告もできました。
その中で、Brandt Allenという先生も訪ねました。彼は今春リタイアするそうです。
ビジネススクールの大御所として長年活躍された方なのですが、e-Janの成功を
心から喜んでくれていました。
"Congratulations to your success!" と言われ、
"I don't know if I can call this a success yet.."と返事すると、
"Well, if you're running your business for over ten years, and
it is profitable and still growing, means it's successful!"と。
嬉しくなりました。
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さて、彼の部屋で珍しいものを見せてもらいました。
骨董品に見える振り子時計です。
200年続く会社のレシピを見つけるのが自分の人生の課題だという話題の途中です。
"Shiro, what do you think this is?"と。
そして、その中身をみてびっくりです。
タイプライターのような赤黒リボンが仕掛けてあるのです。
聞くと、のちに「International Business Machine Co.」となったIBM、
その前身はなんと、「International Time Recording Co.」だったと。
そしてそのメインプロダクトが振り子時計のタイムレコーダーだったのです。
100年前にはかなり先進的なものだったのでしょう。
企業を10年単位、100年単位で成長させるとこのようなことになるのです。
勝負をする。変質し続ける。そしてその一つの見え方がこの大規模なイベント。
偶然の賜物で続けて見た古時計とこのイベント。
「これからも頑張るぞ!」
単純な自分は素直に刺激を受けています。
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Dardenにいた日本人在校生とパチリ!
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※20130130 06:10 誤字脱字多数あり、修正しました。