「石の上にも三年」は間違いかも、どれくらい継続すれば成果が表れる?
おはようございます。
こころなしか今朝の冷え込みは弱いようです。
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「継続は力なり」と良く言います。まさにそうなのですが、
「でも、具体的にはどれくらい継続したらいいの?」と疑問も持ってしまいます。
「石の上に3年」とは言うけど、それが答えなのでしょうか?
努力を始めたら瞬時に結果が出てくるのであれば誰でも努力家になれますよね。
ところが、現実には残酷な「時間のトリック」というものがあります。
結果がなかなか出ないことに耐えきれなくなって努力そのものをやめてしまう。
http://blogs.itmedia.co.jp/shiro/2010/12/post-0e21.html
そこでただ今、絶賛人体実験検証中の【朝メール】の実体験について書いてみましょう。
【朝メール】の内容についてはこちら↓をご参照ください。
http://blogs.itmedia.co.jp/shiro/2011/09/post-33a8.html
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【朝メール】を始めたのは2004年1月19日(月)です。
CACHATTOはまだまだ大赤字。事業はガタガタ。経営は自信喪失迷走状態。
ある意味やみくもでしたが、それまではの話すだけを変えました。
思いを文章化するという習慣を始め、ブレない思いを書きだすようにしたのです。
もちろん、事業はすぐには好転しません。
でも、考えを表に出したことで、「これはやばいよ、ちゃんとしなさい」と、
応援してくれる人たちが動いてくれました。
そういう人の紹介でここ平河町のビルの1階に引っ越ししました。
それが開始約1年後の、2004年12月中旬の頃です。
思いを書きだす【朝メール】を1年続けたことで、一緒にやっていける人と、
一緒にやっていけない人とがはっきりし、e-Janコアメンバーもできました。
その結果、年が明けた2005年、新しい開発体制が変更できました。
インド人スーパー技術者が参戦してくれ、社内での製品開発が進むようにもなります。
ちなみに、彼も自動翻訳の力を借りながら【朝メール】は読んでくれていました。
CACHATTOを大幅改修し始めて案件がクローズできるようになります。
その翌年2006年3月にはついに年度を通した黒字になりました。
黒字とはいえプラスマイナスゼロ。年間で20万円程度のプラスした。
【朝メール】を始めて丸3年ですね。
一方、【朝メール】の形骸化が始まっていたのがこのころです。
まるでミソギのように毎朝発行する【朝メール】。
それがあるがゆえに安心してしまって肝心なことに議論が行かない。
一つのことが万能ではないということを学びます。
反省して、TMC (Ten minutes conversation:月ごとの個人面談)を始めます。
http://blogs.itmedia.co.jp/shiro/2011/02/post-cfd4.html
組織はまだまだちぐはぐとはしていましたが、皆の頑張りは徐々に形になり、
2007年の3月には1億円に届こうという営業利益が出ました。
これが丸4年経った時点のことです。
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そう。
どうやら、思いをブラさずに努力を続けると、成果が出るのに4年かかります。
実は同じことを30代半ばでも経験しています。やはり4年かかりました。
もちろん、努力を4年でやめたら進化はそこで終わります。
それなので、際限なく夢を描き、それを心の奥に秘めていながら、
次々とやってくる4年を楽しみに待っているのです。
「石の上にも三年」ではなく、どうやら「4年必要なのだよ」と言われているようです。
はい、今朝は人体実験の報告でしたぁ。