オルタナティブ・ブログ > 坂本史郎の【朝メール】より >

ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

「知識」が「知恵」の邪魔をするのを防ぎ、宗教的な押付にしない方法

»

おはようございます。

雨上がりで道がぬれています。
外に出たときの空気が期待よりだいぶ温いです。
通勤途上、軽く雨が降ったり止んだり。

20121204_6_06_23 20121204_6_06_50 20121204_6_48_39

==

知識と知恵はどちらも大切だと思います。いわば両輪でしょうか。

知識なくして知恵は出づらいし、知識なくして出てきた知恵も伝えづらいです。
知恵は直感からできるもの。知識は観察と勉強からできるもの。

だから、従来考えていた知恵の出る順番は次のとおりでした。


[混沌の観察]

[データ収集(知識)]

[ロジックの積上]

[議論]

[知恵]

[実践]

一方、偏った知識が正しい知恵を出すことの邪魔をすることもあります。
また、全ての知識を得ることはないです。だから物事が決めづらくなるのです。

知識が知恵の邪魔をするとでもいうのでしょうか。
そこで、今考えている「決め方」への手段は次のように心がけています。

[知恵]

[ロジックへのブレイクダウン]

[議論]

[データ整理(知識)]

[混沌の理解]

[実践]

知恵、つまり「直感」から入っていいのだと考えています。
怖いのは直感の一方的な押し付けです。よくやる間違いですが、それでは宗教団体です。

知恵をちゃんと伝わる言葉へと変質させることは大切です。
論理的にブレイクダウンして、議論して知識を総動員してデータを整理するのです。
このようなプロセスの中で知恵は共有されていきます。

Comment(0)