BYODへの企業意識、この1年間の変化を示すデータ
»
おはようございます。
すっきりとした空。放射冷却気味です。
※ヒカリエ撮影スポット手前、鳩が堂々と目の前にたたずんでいました。
==
社内でBYOD(私物端末の業務利用)について調査していた人から、面白いデータがでてきました。Computerworldと日経コンピュータのデータです。
比較する2つのデーターは調査メディア、調査対象者、調査方法等が異なり、単純に数値の比較を行うことは乱暴です。
ただしトレンドをあらわしていると思います。
データを読み解くと次のことがわかります。
■BYOD(私物端末の業務利用)へのルール整備
[2011年7月時点]
・回答者の半数以上の企業が「私物端末の業務利用」へのルールが未整備でした。
[2012年7月時点]
・ルール未整備が回答者の3分の1へ減少しています。
急激に増加するスマートフォン、そしてそれを追う様に進むBYOD。
企業においてルールが必要との認識が進んでいる傾向を示します。
■BYODの許可と禁止の実態
[2011年7月時点]
・「許可」は「禁止」の約3分の1であったが、
[2012年7月時点]
・一年経って「許可」が「禁止」に近づいている。
「私物端末の業務利用」に対しルールを決めていなかった企業の判断は、「許可」に分があったのでしょう。また、BYODを野放しにするのではなく、安全性が担保できる仕組みとルールを設けて制御する。この傾向は今後も強まるのでしょう。
==
20121116 11:11 誤字修正しました [整備でした] → [未整備でした]
20121116 13:45 表とグラフの色使いに誤解を招きそうな部分があったので色を変更しました。
SpecialPR