友人に話すと100%驚かれる二大社内制度
おはようございます。
すっきり晴れている空。何故だか冷え込みは少ないです。
放射冷却が発生しないメカニズムもあるのか。
Iさんの昨日のDR(Daily report: 日報)にありました。
以下引用==>
早出手当とTMCは、友人に話すと100%驚かれる二大社内制度です。
<==以上引用終り
ちょっと説明してみましょう。まずは「早出手当」について。
==
うちではコアタイムが10時~15時のフレックスタイム制を運用しています。
10時までに出社、15時以降の退社がOK。月に8時間×出勤日を満たせばいい。
そのような制度です。
ところが一つ問題を感じていました。
フレックスで10時ギリギリに駆け込む人がいる。
一方、9時までに業務体勢についていなければいけない人もいる。
電車も混んでいます。この不公平感を無くすにはどうしたらいいか。
そこで創意工夫したのが「早出手当」というものの制度化です。
朝8時55分までに出社し、セキュリティカードをピッとかざす。
それが月に10日以上あれば、その人は「9時待機が必要な職種」とみなされる。
その職種の人にコンペンセートするため、[8時55分以前ピッの回数]×1000円を、
「早出手当」として至急しています。毎朝出れば月額2万円程度になるのです。
これでフレックスで10時ギリギリに駆け込む人との不公平感は減ります。
お客様への直行についても同じです。
朝早めに来て事前に会社で準備をすることが望ましいと考えます。
また、自己啓発的に早朝出勤をしている人にも手当てが出ることになります。
早朝の効率性を信じている自分としては正当化できる手当てなのです。
==
これは残業手当の考え方にも通じます。
うちの給与体系は月額40時間の残業手当が込みで支払われています。
実残業が0時間でも40時間でも変わらない。もちろん、40時間を超えたら支払われます。
徹底的に根をつめて仕事をしなければいけないことはありますから。
このようにしたのは「生活残業」という体験をしてもらいたくないからです。
なんとなく会社に残っている。すると残業代が出る。「忙しいからな」と正当化する。
いつの間にかこの本末転倒のワナにはまる人が実は多いのです。ひもじいです。
だから、普段から効率よく仕事をする習慣にする。そして早く帰ってもらう。
たまにはどうしても忙しい。40時間を越えたらその分は感謝とともに手当てを出す。
この微妙な落としどころが40時間ではないかと考えているわけです。
この残業手当制度と早出手当制度が両輪になって、不公平感を少なくして、
効率性を高めることを狙っています。
==
TMC(Ten minutes conversation)についてはこちらをご参照ください。
(注:現在は人数も増えたのでTen Minutesで実施しています)
==
※20121114 13:54 文面変更しました。 残業制度 → 残業手当制度