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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

公の場で「自慢ばなし」をつい、でも見苦しいことが多いのです

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おはようございます。

曇り空の朝です。空の写真が急につまらなく見えるから不思議です。
今朝は渋谷駅で雨が降ってきたので別なルートから。

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先日、KさんのDR (Dairly Report:日報) にあった部分を引用します。

以下引用==>

[NEWS]
> * 久しぶりの外部セミナー、今日は「書く力」なので、受ける前から
>  楽しみです。学んだことをブログ等の情報発信に活かします。
>   ⇒是非!
 →今回は少し残念でした。講師の説明(自慢)が長すぎて、テキスト通りに
  グループワークができず、後半1時間は話を聞いていただけでした。
  テキストに書いてあったことはいくつか活用できそうです。

<==以上引用終り
(※注:これは2日に渡ったやりとりで、「⇒是非!」は私のコメントです)


これを読んでハッとしました。

自分も気づかずにやっていそう。胸に手を当てると穴に入りたくなります。

「有名人と親しい」とか「経営者を指導している」とか。
講師が背伸びしたいからなのでしょう。虎の威を借る狐の心境。
その裏には「私は偉いんだから話を聞きなさいね」という気持ちがある。
そしてその気持ちが、いつの間にか入り込んでいる。

一般的に自慢をする講師の、そのお話し自体は興ざめするものです。
そして、自分を含め、それになかなか本人が気づかないところが残酷です。
もちろん、その人の体験談を聴くことが目的の講義だったら違うでしょう。
別タイトルで目的が違うところに、自己紹介で自慢をやってはいけません。

「その人のすごさ」は、別なところから出てきます。それまで待つべきです。

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社内教育の一環として、社内では個人別に外部セミナーに参加してもらっています。
気分転換にもなるし「気づき」はどんな場面でもあるもの。夏前から続けています。
YKさんが予約してスケジューリングしてくれて、大体月に一度出向くわけですね。

さて、そこの外部セミナー、当然のことながら当たり外れそれなりにあるようです。
当然のことながら講師のクオリティによる良し悪しもあるようです。

でも、何が教育になるかは分からないものです。

講師のクオリティを攻めても仕方ないわけです。逆に、まさに今回がそうです。
反面教師として大切な要素を教えてくれたのではないでしょうか。

「公の場での自慢、気をつけなければいけないな…」

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