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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

iPadをテレビ番組閲覧端末化する3つの方法が大活躍

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おはようございます。

晴れ空が続きます。今朝も小さいほうのクモちゃんがいました。アジサイもまだ元気。(造花?)

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2010年の2月、iPadの発売前にブログに記載したことがあります。
iPadの用途はNHKオンデマンドのパーソナル再生デバイスだな』と。

iPadは、画面の大きさや容易な可搬性からパーソナルテレビ。
その用途にバッチリとはまると直感していました。

あれから2年半。

ついにこの夏からiPadがテレビ端末として大活躍を始めました。
今は様々な使い方を検討するために3つのことをやっています。

1)録画対応デジタルTVチューナー (SB-TV03-WFRC)の利用
2)NHKオンデマンドの利用
3)東芝のタイムシフトマシン+Slingboxでテレビ番組のネット越し閲覧

試してみたらそのそれぞれがそれなりにいいのです。説明してみましょう。

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1)録画対応デジタルTVチューナー (SB-TV03-WFRC)の利用

iPadでテレビ、高画質で驚き!録画対応デジタルTVチューナー (SB-TV03-WFRC)
でも書きましたが、まずはソフトバンクコレクションのiPad専用TVチューナーです。

自宅で無線LANがつながる範囲であればものすごく高画質で番組が観られます。
ハードディスクに録画予約しておけば、自宅内でいつでもどこにいても観られるのです。
なんとも便利です。

今年の夏は、自室に音楽を練習する場を設けました。

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机の上にチョコンとiPadを立てて、録画しておいた番組を横目に楽器を練習していました。
まさに時間の有効活用です。

費用としては2万円弱のチューナー+USB接続できるハードディスク約1万円。
これだけでiPadの利用頻度がかなり高まります。

無料の専用アプリが必要です。

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2)NHKオンデマンドの利用

NHKオンデマンドには大いに期待していたのですが、長いことFlashでしか使えませんでした。
つまりiPadやiPhoneでは使えなかったのです。Android端末で何とか見ようと工夫していたのですが、
動きと安定感がいまひとつで、すっかりマイブームから消え去りました。

先日知ったのですが、2012年4月からNHKオンデマンドがHLS対応になっていました。
つまりiPadやiPhoneで使えるのです。
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1202/15/news099.html

「これは試すしかない」

実際に使ってみて、その安定性に驚きました。裏の仕組みもだいぶ強化されたのでしょう。
Android版もだいぶ使いやすくなりました。ストレス無く過去のNHK番組が観られます。
NHKオンデマンドの利用を再開しました。見逃し番組パックで月額945円。

普通にSafariブラウザーでアクセスすれば使えます。

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3)東芝のタイムシフトマシン+Slingboxでテレビ番組のネット越し閲覧

過去2週間の番組をいつでも自分の手元に持ってこられて閲覧できるタイムシフトマシン。
それをネット越しで操作できる。いわゆる一つの「夢」ですね。

以前ブログにも書きました。
テレビ番組「タイムシフトマシン」REGZA DBR-M190がやたらに便利
すると、これを読んだある知り合いの方からSlingboxなるものを提案されました。

以下引用==>

DBR-M190 + Slingbox Pro-HD + SlingPlayer
http://slingbox.jp/
*DBR-M190のリモコンも対応してるみたいですね。
これなら、DBR-M190に録りだめしたものもiPhone、iPadで屋外から、海外からでも視聴が可能になりますよ。
私もVARDIAとスカパーチューナーにつないで利用しています。

<==以上引用終り

ものは試し。会社のタイムシフトマシンに接続すべくSlingboxを購入してきました。

ネットワークの設定には若干苦戦しましたが、社内技術者に助けてもらって実現。
世界中どこにいてもネット経由で、東芝タイムシフトマシンに入っている番組が閲覧できます。

Slingboxは約3万円。パソコンのブラウザで見ればただですが、iPadに入れるアプリは2600円。
「高いなぁ」と思いつつも乗りかかった船です。早速入れてみて使ってみました。

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遠隔で赤外線リモコンのエミュレーターを使って画面操作をするという形式です。
それなので、番組の一覧表を一つ一つ操作しながら反応を待って使うのですが、完全に動きます。

ただし、ネット越しなので、画質はそれなりのものでしかないです。

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以上、iPadをテレビ番組閲覧端末として活用する研究の成果発表でした。

テレビ番組も良好なコンテンツがあります。それを、時間と場所とに縛られず柔軟に閲覧できるのです。

ところで、iPadで愛用しているのが、雑誌閲覧のViewn、日経新聞電子版と、テレビ番組の閲覧。
雑誌、新聞、テレビと旧来コンテンツであるところが不思議かつ面白いです。

人は保守的ということなのだろうか。自分が年を取ったのだろうか。(^^;)

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