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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

電車の中でスマホに問いかける自信もないけど、オフィスでお掃除ロボットに話しかけて無視されるのもかなり恥ずかしい

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おはようございます。

蒸し暑くなってきました。意外にもタイのバンコクの方が湿度が少なくて快適かもしれません。

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Googleに始まったスマートフォンでの音声認識の普及。すごいですね。
その認識の精度の高さには驚かされました。実用レベルです。
その後iPhoneの「Siri」やら、docomoの「しゃべってコンシェル」やら。
音声で認識させてアシスタントのように機能するアプリが増えてきています。

で、実際に使うシーンとしてはどのようなものがあるでしょう。

はい。ちょっとした検索キーワードを入れるのに使うことが多いです。
あるいは人との会話で「調べてみるね」と言ってから音声認識を使うこともあります。
まだまだちょっとした話題や自慢に使うといった感じですね。

で、一人で使う場合はどうでしょう。

音声を使うときは歩きながら、こっそりと口元にスマホ寄せてとかです。
人目のある電車の中では「まさか」です。とうていできません。
あくまでもひっそり、気が付かれないようにです。

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シャープのロボット掃除機COCOROBOも、やたらと会話をアピールしています。
今は関西弁モードでお掃除をしてくれています。

何かにぶつかると「いたい」。(関西弁風で『い』が高い)
お掃除が終了すると「う~んてん終了、かえろか~」。

それでいて、愛着を感じて話しかけてみると、排気音のせいか殆ど認識してくれない。
早朝のオフィスに自分の声がむなしくも反響したりします。かなり恥ずかしいです。

それで一つ気がついたことがあります。

どうやら会話チックになると、恥ずかしさ度合いが上昇します。
単語単位ではいいのです。音声認識のテストのような感覚です。
ところが、会話になると、認識してくれなかったときのイヤさ加減が大きいです。

音声認識が会話として成り立つには、このバリアが意外と大きいと思うのです。
普及するのはもう少し先かも知れませんね。

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