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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

ジャパニーズロボット掃除機COCOROBOはアメリカンRoombaの掃除機性能を超えたか?(4)

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おはようございます。

今朝もほぼ快晴。それでいてそれほど暑くない。額アジサイも枯れ始め、梅雨空はどこに?

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シャープのCOCOROBO RX-V100とiRobotのRooma 780のお掃除対決が続いています。

音声操作や、スマートフォン連携、あるいはプラズマクラスターイオン排気など。
COCOROBOはやたらとギミックなところが注目を浴びてしまいます。

今朝も関西弁で「おはよ~」(『お』が高くて『は』が低い)と挨拶されました。
毎度引きます。┐('д')┌

ところがどっこい、本業のお掃除の実力も高そうなのです。
使い始めてすぐにゴミの収穫量がRoomba 780より多いことに注目していました。

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まずは障害物のクリア実力はどうでしょう。

COCOROBOのタイヤは驚くほどせり出してきます。

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Roombaも東芝のSmarboも同様に苦手だった斜めスロープをクリアする確率が高いです。
そのかわり、RoombaもSmarboも引っかからなかった狭い場所での小段差で止まります。
具体的には机横の金庫の固定用プレートの上で止まることが多いです。

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COCOROBOは、狭いところからの脱出が下手に見えます。たまに「助けて~」と言います。
なお、Smarboはそもそも動きが直線的なので狭いところに入って行きません。

淵の掃除の仕方とかも違います。

Roombaは物理的に自分を物体にこすりつけながらクリアする動きをします。
COCOROBOは遠慮がちにカメラで測定しながらクリアする傾向もあり。

充電のドックに戻るのが上手なのはRoombaです。

COCOROBOは殆どの場合、充電ドックに帰るのに失敗します。
Roombaは上手に帰ります。

どうも動きにはRoombaの方が一日の長がありそうです。

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一方、肝心のお掃除性能がどうでしょう。ゴミの収穫量。
とても興味のあるところですね。

実は新型Roombaは旧型よりも音を静かにしたためか、ゴミの収穫量が少ないです。
2月に比較したときは新型780が18g、旧型537が30gと、1.7倍近い差がついていました。
http://blogs.itmedia.co.jp/shiro/2012/02/30g18g-e67f.html

さて、今朝、いよいよ楽しみにしていた測定をします。

6月22日にスタートして1か月の3分の2が経過した時点でのデータです。
タイへの出張中は、ゴミ採取や稼働はロボットに詳しい社内技術者にお願いしていました。

「じゃ~ん!」

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見た目はCOCOROBOの方が多そうですねぇ。

さて、実測っ。

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COCOROBO RX-V100は19g、新型ルンバ780は12gでした。

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COCOROBOの方が新型Roombaより約1.6倍ゴミを多く採取していることになります。
ざくっと言えば、旧型Roombaとほぼ並ぶゴミ採取性能と言えるでしょう。
ジャパニーズロボット掃除機はいいところに来ています。

代表取締役用務員の研究課題、ロボット掃除機比較はまだ続きます。

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