BYOD(個人端末業務利用)は会社による搾取なのか?
おはようございます。
どんより曇り空の夏至です。雨が降っていないだけ良いとしましょう。
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「実はうちもBYODを認めています」
社員が自分のスマート端末を業務で使う傾向。
Bring Your Own Deviceの潮流が止められないというのが実態でしょう。
実際にお客様を回っていると、BYODが驚くほど浸透していることが分かります。
総合商社、大手生保、アパレル、素材メーカー、建設業、SIer、NIer。
まるで次々とカミングアウトするかのごとくです。
大手のお客様が多いです。感覚的には半数くらいでしょうか。
先週も伊藤忠さんがBYODに踏み切ったとの記事が出ていました。
http://diamond.jp/articles/-/19587
以下引用==>
これまでBYODは、セキュリティ上、タブーとされてきました。実際、個人のノートPCを社内LANに接続することは今でも禁止しています。一方、スマートフォンやタブレットPCに限っては、この1年間で、セキュリティの確保が可能な環境を整えることができましたので、今回、BYODに踏み切る決断をした次第です。
<==以上引用終り
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個人の端末を使うことは避けられない。これは世界的な傾向なようです。
アメリカ人ともヨーロッパ人ともこのテーマには熱い議論が交わされます。
だからVPNを構築して、端末の管理をMDMで実施して。
結果的には個人端末に8桁のパスワードを掛ける。紛失時にはリモートワイプもありうる。
これに合意できた社員だけが使えるようにする。そして意外と高コストになる。
するとわざわざそこまでしても使いたくないという社員も出てくるわけです。
会社による搾取だと非難する人も出てきます。
だから会社から端末を支給したほうがいい、と割り切る会社も出てくるわけです。
そこまでしなくても安全に安く使う方法は無いのか。皆が探しています。
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うちで提供しているCACHATTOは、まさにそのニーズにドンぴしゃりとはまっています。
従来から、VPNを構築しないで安全に通信できる方法と、端末にデータを残さない方法。
これらをケータイからPCからスマート端末までで実現することを追求していたサービスです。
すでに450社13万人に迫ろうというその実績も十分に積まれたのでしょう。
まるでダムが決壊するように、今とても多くの引き合いをいただいています。
CACHATTOを使えば、そもそもデータが残っていないのだからリモートワイプですら不要。
だから個人の端末でも安心して使える。
CACHATTOを使えば、ファイアウォールの設定変更すら不要。
だからネットワークのセキュリティ強度を犠牲にすることなく使える。
このことがずいぶんと認識されてきたのですね。市場が認めてくれている。
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最新の端末を有効活用する手段を安全に安価に提供する。
利用者は重いノートPCを持ち歩く必要がなくなる。
自律性と生産性を上げた仕事でライフワークバランスが最適化できる。
できるビジネスパーソンになる。その集合体で事業性がよくなる。
経営者も社員も管理者も喜ぶ。
これが今、我々のやっている社会貢献なのです。
社会貢献ができているのだから社会に認めてもらえているのです。
手元のスマホで会社のデータにアクセスができることは自分自信の生活の質を改善する。
これは会社から「搾取されている」のではないのだと考えます。
とても仕事の効率を上げているのだという体験を、是非とももっと広げていきたいです。