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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

自分に微妙な非があると人を攻撃してしまうことってありませんか?

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おはようございます。

晴れの空が続きます。朝も徐々に寒さが弱まってきています。
今朝は忘れ物を取りに戻って6:50の2本目高速バスで会社には8時過ぎ到着。
リカバーが効くって助かります。
それにしても8時前後の渋谷駅や半蔵門って人が多くて歩くのが怖いです。。
しかし、すっかりダメだな。(早起き的にも混雑苦手的にも)

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「シローってさ、自分がヤバいとき、たたみこむように攻勢に出るね。」

会社を始めた頃でしょうか。その頃の仲間に言われたことです。

起業をする時などには何もかも分からないことだらけです。
えぃっ!と決めたことが間違っていることも多々あります。
手順を踏まずに失敗することもあります。

するとそう。

なんとなく自分に非があると感じるときにやってしまうのです。
まるで失敗を隠すために他のことを大げさに取り上げて攻勢に出るのです。
それは「怒り」という装いをしていることもありました。

言われて「ハッ!」と、この癖に気がついたときには目からウロコでした。

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その後、この癖は直ってはいませんが、ポケットに知識として持っていると助かります。

また、そう思って世の中を見まわすと面白いです。

多くの怒りはその人の弱い部分に触れたときに起きるということがわかります。
その人が触れられたくない弱い部分に近付くと「怒り」で反応されるのです。
攻撃は最大の防御。これは動物時代からの本能でもあるのでしょうね。

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社会では、自分に微妙な非があると分かっているからこそ攻撃で防御しようとする。
それを無意志に湧いてくる「怒り」でいつの間にかやっている。

自分の「怒り」の感情が出たときに、人の「怒り」に触れてしまったときに、

「ん、もしかしてこれは何か弱い部分を隠すための怒り?」

こう考えると冷静になれるものです。

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