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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

iPadならぬBIG PADを2台発注しました

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おはようございます。

グレーの雲が空を覆って、端の方が晴れていて。
風が強め、ちょっと手がかじかむ気候です。

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絵を描くのはとてもいいことだと思います。

絵を描きながらの会議は効率を上げます。それにはホワイトボードがいいです。ところが今、うちの社内会議では「ホワイトボード離れ」がおきています。

その理由を考えてみましょう。

社内の会議スペースには液晶テレビを机に横付けしてあります。これがとても便利なのです。皆でパソコン画面を共有し、その場で議事録を書きながらの会議では、データの共有や、ログの閲覧、ウェブの確認からファイルサーバーにあるファイルの取得までできます。

とても威力があります。

ゆえに無骨なホワイトボードは次第に使われなくなってきました。コピーペーストやデータの再利用ができないところも嫌われているのでしょう。

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2005年、優秀なプログラマーが入社してくれました。

当時のCACHATTOソースコードは、かなり複雑怪奇になってしまっていました。こんがらがった状態をスパゲティコードとかスパゲティプログラムとか言いますね。品質も悪く機能改修に手がつけられない状態だったのです。相談する先からは、新規に作りなおしするしかないと言われ続けていました。

「このままでは製品が立ち上がらない」

思い切って、そのプログラマーとスパゲティコードを元に創り込みすることにしたのです。

450件程あった機能要望を120件ほどの仕様にまとめてから着手しました。機能を書き出し、整理し、消し、絵を描きながら議論しました。記録はすぐにプリントアウトしてコピーして共有する。まとめのプロセスにコピーができるホワイトボードが大活躍したのです。

プログラミングはできない自分ですが、実現したいことは分かります。プログラマーからの図での説明はとても理解しやすかったです。絵を描くことの大切さを痛感したプロセスでもありました。

大活躍したホワイトボード、今は邪魔だとばかりにロッカー室の隅に追いやられています。

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ションボリ・・

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絵を描くのはクリエイティビティに必須です。

これからもクリエイティブな要素を捨てるわけには行きません。一方、データの再利用ができないホワイトボードを、いまさら使えというのも酷なのでしょう。

「それならば」と、SharpのショールームにBIG PAD (ビッグパッド)を見学に行きました。

60インチ、70インチ、80インチとあるBIG PAD。簡単に言えば、タッチパネル付きのテレビディスプレイです。そこにパソコンの画面を出力しているだけです。

ところがシャープさんが開発したタッチ用のソフトが優れものでした。パソコンを直接指やペンで操作できるのはこれほど面白いものかと再認識させられました。

パソコンなのでデータの共有や再利用はそのままできます。BIG PADについてくるソフトは社内再配布が自由だとのこと。データの加工を席に戻ってから行うこともできます。

BIG PADは遊びの要素を持ったパソコン兼お絵かきボードだということが分かりました。

「これは使うしかない!」

そう思ったので、70インチのものを2台購入することにしました。セミナー室用と執務室用です。かなり大きいので組み立てるとドアを出られなくなります。ちなみに、80インチは梱包した箱のサイズがエレベーターに入らないので無理でした。

23日到着するとのこと。楽しみです!

使い勝手などはまた本ブログで情報発信していきますね。

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※それにしても筋金入りのギャジェット好きだと自分で思うのです。

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