会社貸与ではなく個人スマホを業務に使う傾向が急速に強まっています
おはようございます。
寒さを覚悟していたのにそれほどでもなかった昨日朝から一転、今朝はより寒さを感じました。これが気持ちからくるものなのか、実際に寒いのかが境目で良く分かりませんでした。温度計持ち歩く必要あるかな。
今朝は、個人端末を業務に使う傾向について。
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昨年来のスマートフォンやスマート端末の普及は目覚ましいです。ITにあまり詳しくない人でもスマホを持って大満足に使っていたりします。何がいいのかヒアリングをしたら、スクロールがスムーズなのがいいそうです。
この傾向を反映して、BYOD(Bring Your Own Device)自分の端末を業務に使うこと)が急速に普及しています。スマホはパケット通信が定額での契約なので、これを使って会社業務をしても自分のお財布が痛まないというのが一つの大きな理由でしょう。また、二台持ちは嫌だという考えもあるでしょう。
ただし、個人端末を使おうとする場合、いくつか難点があるようです。
スマホは便利なので、会社の電子メールをクラウドや端末に転送したり、ファイルをダウンロードしたりしています。つまり会社の管理が届かないところに、データが流れてしまっているのです。情報漏えいにつながります。
一方、情報漏えいさせないために、端末紛失時にデータを遠隔消去する仕組み、MDM (Mobile Device Management)、を入れて使うケースもあります。ところが、個人からすれば端末が見つからないからといって、個人データが会社から遠隔で消されてしまってはたまりません。必然的に紛失の報告などが遅れたりします。
また、個人の端末で社外から時間外に業務をした場合、それは労務的な問題も包含しています。それを時間外として扱うのか、時間内として扱うのか。通信費用についても、会社に請求すべきなのかしてはいけないのか。それが海外ローミングで発生した場合はどうなのか。
これらのことを、先進的にBYODを導入している会社にヒアリングをして回っています。そういう視点で導入事例を作成しています。
結論的には、多くの会社では、CACHATTOを使えば、端末にデータを残さずにメールやファイルが扱えるので、BYODでも問題が無いと考えているのです。さらにMDMも不要なシステムであると表現されることも多いです。CACHATTO自体が、CACHATTO SecureBrowserという専用アプリで、端末の正常性やデータを残さないようにしているからです。
導入事例はこちらをご参照ください。随時公開しています。今日は新しいBYODの事例が公開される予定です。
http://www.cachatto.jp/case/index.html
あれ、宣伝になってしまった。失礼しました。(笑)
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※20120113 09:55 タイトル変更 会社貸与端末 → 会社貸与