年間8トンも紙が節約できる意外なこと
おはようございます。
やはり蒸し暑いですね。
ひょんなことから「この夏はスーツを着る」と宣言してしまったために、
スーツで出勤しているのですが、駅に早歩きすると汗が止まらなくなります。
今朝は、インドで聞いた意外な紙の節約方法について。
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日本から出発すると、不思議なくらいインドの空港への到着は真夜中になります。今回の自分の出張もバンガロール空港への到着時間が現地時間の真夜中1時半過ぎでした。その時間に知り合いに迎えに来てもらうのは気が引けます。よってホテルのピックアップに頼るわけです。
飛行場の到着ロビーにゲートから出ると、名前が記載されたカードを持った人たちがいますよね。あれってホテルのピックアップサービスだったりするわけです。何人もがカードを持っていて、自分の名前を懸命に探すあの瞬間って「来ていなかったら、どうしよう」と、ちょっと不安になります。無事に自分の名前が見つかったら、その人が運転手。ホテルまで連れて行ってくれるということになります。
今回も、そのプロセスがある覚悟をして到着ロビーに出ました。するとどうでしょう。手持ちディスプレイでバッチリと「SHIRO SAKAMOTO」と表示されているものが目に飛び込んできたのです。
「あ、こりゃ分かりやすくていいね!」
すぐさま、そのディスプレイを持っている人とコンタクトをして、無事にホテルに連れて行ってもらったわけです。
ホテルをチェックアウトして、再び空港に向かう時の車を手配してもらっているときに、そのディスプレイを見かけます。ホテルのマネージャーに話しかけます。
「あ、あのディスプレイ、とても見やすくて良かったですよ。」
すると、返答がおどろきでした。
「ありがとうございます。でも実は、それだけではないのですよ。
紙のボードを使わなくなったことで、年間8トンの紙が節約できたのです。」
「へぇ、8トンも!それは驚きだ。ずいぶんと空港ピックアップが多いんですね。」
「我々も驚きました。
それと、車種で燃費の善し悪しがおおきく左右するので、うちは日本車を使っています。」
そういって案内してくれたのがホンダの、前半分がインスパイア、後ろがセダンになっている海外車種。さらには、なかなか日本では見かけない色の車でした。
★帰りに送ってくれた運転手に頼んで写真を撮らせてもらいました。
ちなみにインドのガソリン価格も結構高く、1リットル当たり80ルピー、つまり150円程度です。日本と変わらないですね。それであの数の車やらバイクやらが走っているのです。モビリティへの欲求も人類共通の大きなものなのでしょうね。
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※20110621 10:44 文中、「返答をが」→「返答が」 に修正しました。