ゴミをみつけて、片付ける人、無視する人、そもそも気付かない人
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夫:「タバコの吸殻なんてセルロースなんだから道に捨てたって自然に戻るんだし。」
妻:「なに言ってんのよ。あたしたちがせっせと道端で拾っていることも知らずに。」
ふと、ある夫婦のやり取りが記憶から蘇ってきました。
考えてみると自分もそうです。
髪の毛やら鼻くそやらは体から離れた途端に目の前から消えてしまう。それをゴミとして気にして掃除機や手で拾ってくれている妻がいるのです。
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ゴミに気がついたら、「片付ける人」と「無視する人」に分かれます。無視する理由は「自分とは関係ない」という気持ちでしょうか。
さらには、前述の例のようにそもそも「ゴミが見えない人」あるいは「ゴミの定義が違う人」というケースもあります。
気がつかないということは、極楽とんぼでもあり、ある意味不幸です。気づいていないことを教えられないと、やはりそのままで行ってしまう。
文化が似通っている人たちの間ですらそうなのです。今後、多様化を進めようという社会の中では、気づかない人にはちゃんと伝えるという仕組みを考える必要があるのですね。
人は変えられない。気づいてもらうしかない。自分も気づかせてもらえなければ変われない。だから気づかせてくれたことは「ありがたいこと」だととらえるようにしよう。
ちょっと難しいことを考えています。
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