分厚いiPad用ケース:米Apple Store変種アイテム(2)
おはようございます。
気温は低いもののまとわりつくような湿気で歩くと汗ばみます。なかなか秋のすっきりとした天気になりませんね。
今朝はアップルストアで見つけた変わり種アイテムその2。とにかく分厚いiPad用ケースについて。
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飛行機の中で目についたのが、Kindleたちです。飛行機が離陸するとすぐに前後の女性たちがKindleを引っ張り出して読み始めます。SONYの電子書籍リーダーも飛行機の中で目にしました。電子書籍がかなり生活に溶け込んでいます。
Kindleのケースにビーズなどのデコレーションがされているのを見ると、ケータイにビーズを沢山貼っているニッポン女子たちとの共通点を感じ、思わず頬が緩みます。女性はカスタマイズが好きなのでしょうか。
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IBMのカンファレンスではiPadもよく目にしました。それも、結構分厚いケースに入れているのです。まるで、分厚いケースの一部がディスプレイになっているような感覚です。見た瞬間それがiPadだとは分からないほどです。
「なぜあのスマートなiPadをこんなにコテコテに?」
不思議に思いつつも、アップルストアに行くとありました。"Incase Convertible Book Jacket for iPad"という名の分厚いケースです。Incaseが「ケース入り」と「万が一」とを兼ねた表現であるあたりがネーミングでしょうか。ものは試し。理屈だけでは分かりません。黒と白を選べたのですが、白を思わず購入してみました。$59.95。いい値段がします。
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そして、それをiPadに装着してみると牛革がしっかりとしています。
★そうそう。こんな感じです。ケースからディスプレイが覗いている。
重さといい、体格といい、まるで小型のノートPC、あるいはしっかりとしたサイズのネットブックです。Let's Noteと比べてみましょう。存在感ありますよね。
これでも、アメリカのビジネスパーソンに通常持ち歩かれているパソコンよりは小型だということがあるのでしょうか、あるいは、『しっかり感』が求められていることなのでしょうか。
確かに、「iPad固有の落としたらどうなるのだろう」とか、「なんだか裏面に傷がつきそうでいやだな」とか、そういう感覚とは決別できます。「多少手荒に放ったりして扱っても大丈夫だ」という気持ちさえしてきます。アメリカ人ウケするのも理解できました。
所変わればニーズも変わる。
自分としては、軽いカルチャーショックのアイテムでした。
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