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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

シンガポール・香港・上海歴訪、そして東京はスルー

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おはようございます。

今朝は凄い雨です。車で駅まで送ってもらいました。濡れずに済みました。それにしても、始発電車が混むようになってしまっています。

今朝は、国際的にプレゼンスが下がっていることが実感できたあることについて。

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先日、Darden (ダーデン:バージニア大学のMBA校の名前)のディーン(学部長)がアジアの各都市を歴訪しました。シンガポール、香港、そして上海では9月22日、新しい教育プログラムである"MBA for ExecutivesGlobal (GEMBA)"というものを発表しました。

もともと、DardenにはフルタイムのMBAコースの他に、"The Executive Program (TEP)"という、企業の中堅向けの教育コースがあります。米バージニア州のシャーロッツビルの大学内で実施しており、エグゼクティブ向けビジネス教育としてのグローバルランキングも高い、なかなか評判のいいものです。企業での最新の問題点などを、集まったエグゼクティブ候補と教授達が徹底的に議論する内容で、フルタイムMBAコースのアンテナとしても機能しています。

今回発表されたGEMBAというのは、10年程度以上の仕事経験を持つ人たちに、18ヶ月の間、各2週間、計6回に渡って、中国やワシントンDC、学校所在地のシャーロッツビルなどの各地で教育を実施するというものです。世界各国からのリーダーを集めて、各国を回って現地で教育を実施するという、かなり意欲的なコースです。聞くところによると1000万円程度の授業料。旅費も含めるとかなり高額な教育コースですが、本当のリーダーが教育できるとすれば、きっと価値があるのではないかとも思っています。

さて、その発表をしたディーン、通例であれば東京に寄って、卒業生やこれから入学するという人たちとの懇親会をしてからアメリカに帰国です。ところが今回はパススルー。お供をしていたAdmission (入試)担当者が一人東京に寄っただけでした。先日は、その担当者を囲み、日比谷のTown Cryerというお店に卒業生が何名か集まって情報交換をしました。

MBAコースには、中国や韓国、インドからの学生が日本からの学生よりも圧倒的に増えている。新規ビジネスが立ち上がって株価が元気なのも日本以外の各国。80年代にAPEJ "Asia Pacific Except Japan"という略語がありました。当時は、あまりにも強大な日本を外して、アジアその他各国という表現で使っていたのです。今は、逆の意味で、"Asia Pacific Except Japan"現象が発生しています。

ディーンが日本に寄れば、"GEMBA"は「現場」なんていうトークを教えたのにな。などと、低下していく日本の国際プレゼンスに、かなり不甲斐ない思いを抱きました。ただ、今の自分がやるべきことは、今の『正当なビジネスを真っ当に拡大させることである』と、悔しい思いの中からも、そんな反発エネルギーをもらったのです。

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※そういえば、Town Cryerでの集いの当日、大塚雅文さんもいらしていました。彼はDardenの後輩です。朝カフェ次世代研究会の発表の夜だったのでちょっとしんどそうでしたが(笑)。そうなんですよ。早朝活動は夜の飲み会がしんどくなります。

大塚さん、先日の朝カフェのことをブログに書いています。『Twitterの凄さを知る』。ご参考まで。

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