「いつものやつ」と松屋で朝定食カスタマイズに成功!
おはようございます。
グレーとホワイトとブルーとオレンジとで構成された立体的な低い雲。吹く風が一段と涼しいです。ときたまパラパラと雨が顔に当たり、梅雨空の停滞が肌身に感じられます。今朝はファストフード店でどこまでカスタマイズ対応してくれるかということについて。
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「マックでカスタマイズ、どこまで対応してくれると思う?」
以前会社でグッチさんが話していました。ハンバーグなどをオーダーするときに「バーベキューソース抜きで」というようなカスタマイズを依頼すると、どこまで対応してくれるかとの実地テストについてです。
グッチさん、昼食の繁忙期は良心がとがめるのでさすがに遠慮するそうです。ただ、それほどお客さんが殺到していない時間帯では、思い切って頼むとまず間違いなく対応してくれるとのことでした。
それを聞いてファストフード店において、どこまでカスタマイズ対応してくれるのかに、自分も内心興味を持ったのです。
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『麹町の松屋に気持ちのいい挨拶をしてくれる人がいます』にも書きましたが、挨拶がしっかりできて、オーダーを目をしっかりと合わせて取ってくれる人がいます。その人は月曜日と木曜日が早朝勤務日です。故に自分は月・木に松屋で朝食をいただく確率が高いです。
頼むのは「ソーセージエッグ定食」という朝定食です。目玉焼き、ソーセージ、サラダ、お新香、味噌汁、のり、ご飯がついて390円です。
納豆・とろろ・ミニ豚皿・冷ややっこの中から「選べる小鉢」には、とろろを選びます。
(※上記画像2点は http://www.matsuyafoods.co.jp/menu/lineup/04_morning.html から引用させてもらっています)
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いただく流儀は次のとおりです。
ちょっと多めのご飯を、まずはのりと醤油でいただき、次に目玉焼きを乗せて、これまた黄身と醤油をミックスしながらいただきます。そして最後にとろろをかけて流し込むのです。どんぶり飯が動線の中心です。
ところが、どうもとろろをかけた段階がよくありません。目玉焼きの黄身の流動部分はすでに食べられているので、残っているのは、黄身の一部、火の通ったパサパサした部分なのです。そこが、とろろと融合せず、いつも口の中でバラバラな違和感を残していました。
さらには、満腹感も尋常ではありません。いくら朝とはいえ、食べ過ぎはよくなさそうです。
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「あ、これ、目玉焼きじゃなくて生卵にしてもらえます?
小鉢はとろろで。それと、ご飯は少なめで。」
あるとき、ソーセージエッグ定食を頼むとときに、グッチさんの言っていたことを思い出しました。思い切ってカスタマイズしてみたのです。
すると店員さん、ちょっと戸惑いますが、早朝のお客さんの少ない時です。快諾してくれました。しばらくすると、目玉焼きの代わりに生卵をそれ用の小皿と一緒にした定食のお盆を持ってきてくれます。
「ご飯の量、これくらいでいいですか?」
「少なめ」という定性的な表現が難しいのか、若干戸惑い気味でした。店員さん、内心はもっと戸惑っていたと判明したのが、本来とろろについてくるはずのタレの袋が抜けていたあたりでしょうか。「とろろのタレ」を持ってきてもらいます。
いずれにせよ、ソーセージエッグ定食のカスタマイズ品は無事に入手できました。
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生卵にカスタマイズしたのは正解でした。
黄身のパサパサととろろが融合しない問題は解決できました。食感は違和感なくスムーズに変化していきます。そしてご飯の量も適切です。
生卵自体の味付けにも、醤油の代わりに「とろろのタレ」を使うと、わさび風味がさっぱりとさせるだけでなく、とろろに移行するときの味の融合感が高いこともわかりました。
すっかり気に入って何度か頼むうちに、松屋の人も最近は「いつものやつですね!」と、カスタマイズ品を出してくれるようになりました(笑)!
ファストフード店でのカスタマイズは、プラスアルファに何かを頼むのではなく、等価交換や減量であれば、原則として対応してくれそうですね。何でも試してみる、それによって物事は楽しくなります。
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PS: ところで、パラグアイ戦残念でした。両チームともに得点力に欠けることを痛感させられた忍耐の試合でしたね。ところで、双方ともラフプレーが意外と少なかったとおもいませんか?
※20100630 07:55 誤字修正しました。 定職→定食