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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

「人の役に立つように時間を使う」など、朝活の簡単な3つのコツです!

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★『朝カフェ次世代研究会』いよいよ今日ですね。

今朝はオルタナブロガー永井さんが提唱した『朝カフェ次世代研究会』の第一回目が始まります。ハッシュタグ #asacafestudy でアクセスしてみてください。会場に参加できない人を含め、UstやTwitterでの、インタラクティブな場になるでしょう。楽しみです。

昨晩は永井さんと、会場の鍵の開け閉めを含めた最終調整を行い、軽くルンバで掃除して今朝に備えました。早起き話しから研究会と称した「超」早朝勉強会が実現できるようになりました。私は「場所」を提供するという立場、不思議な思いがします。

ところで永井さん。何と、ご自宅にルンバを購入されて到着待ちとのこと。今後のルンバレポートを楽しみにしていましょう!

さて、本題。

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「早起きと成功はつながっている」という考え方は人類共通のものでもあるようです。「成功哲学の一つの因子」です。

自分でも、大失敗していた事業の、復活への道筋が見つかるのなら「早起きくらい楽なもの」と、闇雲にビジネスと早起きとをつなぎました。ビジネスでうまくいかない苦痛と、早起きの苦痛とではどちらが辛いかは明白ですよね。早起きの辛さなんて楽なものです。自分の思いでなんとでもなるものだからです。

早起きをすると、24時間トータルの出力は見事に高まります。最大出力の環境を人為的に創り出し、そこで全力を尽くすのです。「成功の確率が高くなる」のは必然です。無理に自分勝手自己流の「宵っ張り」を貫く必要は無いです。何かを成し遂げたいのであれば、確率の高い手法を選ぶこと。それが「科学的な生き方」です。

「坂本さんは朝が強いですからね。」と言われたりします。それは誤解です。普段7時に起きている人の6時40分起きがつらいように、普段4時20分に起きている自分に、4時起きは同様に「つらい」のです。いや、普段通りに毎朝起きることだって、そのこと自体が大チャレンジだったりします。先日の早朝取材においても、いつもより20分早く起きるのがとても大変だったことを告白しましょう。誰にだって、早起きは「デフォルト」でつらいものです。

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「早起きすればそれでいい」というものではありません。禊(みそぎ)ではありませんよね。実際にはその時間で何をするのかということが問われます。自分で実施してみて丸6年、今は「早起きと成功はつながりやすい」と、いまや確信に近いものをもっています。

早起きにメリットが多いことは『始発か2番電車でする早朝出勤『10のメリット』』や永井さんのその応答『ますます盛り上がる、早朝出勤「10のメリット」、永井の場合』でも議論しましたが、その実施には簡単に3つのコツがあります。

■早起する理由、簡単な目標と時間を決める

■自分のためではなく人の役に立つように時間を使う

■朝の良質かつ絶大な力を信じる

これだけです。簡単ですよね。では詳細を。

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■早起する理由、簡単な目標と時間を決める
具体的な何かをすることです。その目標が例えば8時や9時などの完了制限時間とともにあるとなお良いです。朝の脳みそは素晴らしく活発です。さらに制限時間があると、「〆切り間近の漫画家パワー」が発揮されます。その時間で毎日実施することを決めてしまうのです。

結果が何らかの形で見えるようにすると励みになります。人は弱いものです。他人から見えるものがあれば、それは自分の励みになります。それなので、朝の活動を何らかの形として記録できるようにするのはとてもいいことです。足跡を残すようなものですね。

早朝時間、例えば、前日にお会いした人とのメモを名刺を眺めながら作成しなおす時間にしてもいいです。記録にも記憶にも残ります。例えば、いただいたメールに丁寧に返事を書く時間に宛ててもいいです。人によっては手書きの手紙を書く習慣にしています。

■自分のためではなく人の役に立つように時間を使う
闇雲に目標といっても難しいですよね。何をすればいいか。「自分のため」というような理由で早起きを続けようとしても、それは続かないように思えます。人の役に立つだろうことを自分に課してみるのがモチベーションが続く秘訣です。

前日までにお世話になった人に、何をして返せるかという視点でできることをやるのがいいのだと思います。例えば極端な話、トイレ掃除でもいいのです。お礼の手紙を書くのもいいですし、身の回りを整理するのもいいですし、営業報告書にコメントを書くのもいいです。

■朝の良質かつ絶大な力を信じる
朝であればアイディアは際限なく沸いてきます。ルーチン的かつクリエイティブなことに能力を集中して注入できます。さらに、ポジティブな思考は何にも代えがたいです。朝の文章や仕事は、ポジティブなインスピレーションにあふれたものになっています。

コツは、そうであることを信じることです。例えば前の晩に煮詰まったら、それを投げ出して、ひと寝して、朝3時に起きてフレッシュな頭で考えなおす方が、答えが見つかることが実際に多いです。朝の自分の力を信じること、これが3つ目のコツです。だから何でもできるのです。だから決めたことを増やしていけるのです。

★さて、これから『朝カフェ次世代研究会』です。こういった目標があるのもいいですね!

※20100414 08:50 各種リンク追加しました。

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