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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

"I'm proud of you!"っていいほめ言葉だと思いません?

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【朝メール】20090728より__

===ほぼ毎朝エッセー===

□□"I'm proud of you!"

他人の長所をほめるのが上手な文化があります。そこでは堂々と人の長所を表現します。
その文化がベースにあると、お互いにほめあいながらお互いのモチベーションを高めあうという好スパイラルを生み出します。その結果は積み重なります。家族、グループ、地域社会、国家へと伝播し、全体の生産性が高まっていきます。

アメリカ人の家族と付き合っているとしょっちゅう見る光景があります。親が"I'm proud of you!" と言いいながら、子供の肩を抱きしめてあげるのです。直訳すれば 「私はお前さんを誇りに思うよ!」 というわけですが、どうやら日本語では 「よくやったな!」 と同じ使われ方がしています。

ところがこの"I'm proud of you!"には「よくやったな!」よりも、よりほめた効果を引き出すものがあるようです。人は誰にも次の避けがたいプログラミングがなされています。

・やったことに他人から肯定をされると自信が沸く
・人は他人が喜ぶことに最も嬉しさを感じる
・他人の中でも親など目上の人は意識の占有割合が大きい

これは犬や猫などにもプログラミングされているようで、哺乳類レベルの脳から持っているプログラムのようです。この事実を考慮するとこの"I'm proud of you!"という表現、これには大変な効果があります。

「よくやったな!」はその人の結果についてのコメントであり、その人が何かを達成したことの肯定をするにとどまりますが、"I'm proud of you!"には、やったことに対して、肯定のみならず、自分が嬉しい、それも親として嬉しい、というトリプル効果があります。

アメリカのことをなんとなく蔑視するような風潮もありますが、彼らのこういった、ほめて認めて、そしてそれが自分にとっても価値があるんだといった、とても意味ある表現が "I'm proud of you!"なのです。日本語で同じような表現をするにはどうしたらいいのかと考えてしまいました。「やったね!我が家の自慢だよ。」 とでも言うのでしょうか。

e-Janではそういった人のプラス面を堂々と表現していく文化を創っています。それが我々の好スパイラルを生み出し、会社全体がポジティブなエネルギーを醸し出しているというようなことへとつながっているのです。これはこれからどんどん会社が大きくなったときも根本的な強さのための基本であると信じています。

照れることはありません。ほめることはいいことです!

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