散歩書籍メモ：「だれかとどこかへ - 東京お散歩案内」鈴木ともこ著

最近東京近辺の散歩に強く興味を持ち始めて、いろんな方の書籍を買って漁っています。

「だれかとどこかへ - 東京お散歩案内」鈴木ともこ著

はその1冊。
著者の鈴木ともこさんは、出版社で単行本の編集者を経て執筆活動に入ったという方。すべてのページに入っている手書きのイラストがなかなかよいです。かっちりした文章が書けて、楽しいイラストが描けると、世界観の感じられるよい本ができるという典型。最近はテーマの1つに山登りを加えていらっしゃるようです。

取り上げられているコースは、
- 神田・御茶ノ水
- 麻布十番・六本木
- 銚子
- 国立
- 浅草
- 西荻窪・阿佐ヶ谷
- 東京書店案内（銀座、中野、西荻、南阿佐ヶ谷などの個性的書店めぐり）
- 銀座
- 谷中・根津・千駄木
- 目白
- 代官山・恵比寿
など16コース。
個人的に興味を持ったのは、銚子で紹介されていた水産物即売センター「ウォッセ21」の練り物セットや鮮魚詰め合わせ。満足度の高いお土産だと思います。

著者は1年かけて、家族や友人と、時には1人でこれらのコースをめぐり、本にまとめたそうです。手間ひまかかってます。要所々々でビールを飲んでいるのがポイント。