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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

「つなげばつなぐほどおもしろくなるPS3」はダメですか?

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ふと思ったのですが。

PS3の不調が報じられています。起死回生の方策として、例えば、次のような方向性はどうでしょうか?

・PS3上でグリッドコンピューティングが可能になるOS的な位置づけのソフトウェア(以下PS3グリッドコンピューティングOS)を用意する。
・一定のルールを守れば、PS3グリッドコンピューティングOS上で誰もがアプリケーションを開発してもよいし、インターネット等パブリックなチャネルを通じて配布してもよいという風にする。
・SCE自らPS3グリッドコンピューティングOS上で動作する”参加型”のゲームをリリースする。膨大な演算を必要とする社会シミュレーションのようなものとか。
・同ゲームの参加者は互いに自分が持っているPS3のハードウェア資源を開放しあう。
・参加者がつなげばつなぐほどおもしろくなるという要素を持たせる。
・1人で1台保有してつなぐよりも、5台とか7台とか保有してつないだほうがよりおもしろいという要素も持たせる。
・つなぐ人が2万人を超えたあたりから、ブレークスルーが起こって、がぜんおもしろくなる。
・ギークもおたくもゲーマーもガールズもおやじも隣の奥さんもみな熱狂する環境ができあがる。
・ソニーの収益状況が1年で劇的に改善する。

とはいっても、PS3グリッドコンピューティングOSの開発に少なくとも2年はかかるでしょうし。並行してやるとしても、同上ゲームを開発するのにも1~2年はかかりますね。リリースまでにもたなくなるといけません…。

そうです。Wisdom of crowdsを利用するのです。世界中から天才級をたくさん集めて、SourceForgeのようなオープンな開発環境を作って、激的な開発効率向上を目指すのです。ソニーのブランドのもとになら、優れた人が世界中から集まるでしょう。

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